本屋 大賞 2017 おすすめ

bookstandがお届けする「本屋大賞2019」ノミネート全10作の紹介。今回、取り上げるのは深緑野分著『ベルリンは晴れているか』です。
2020.4.30更新 2004年に始まった本屋大賞。 全国の書店員が、今一番売りたい本を決める!というコンセプトの元、毎年投票・審査が行われています。 ノミネート作品もさることながら、例年大賞受賞作品は名作揃いなのですが、今回はその中でも個人的に超絶面白い! 今年も本屋大賞が発表!2017年までの受賞作で一番のお勧めは?おすすめランキング! 今年も発表された本屋大賞!今までの受賞作で、あなたの一番のお勧めはどれですか?ぜひ教えてください! - 本屋大賞|Gランキング

歴代の本屋大賞受賞作品の中から、読書初心者におすすめの5作品をピックアップ。書籍情報や、あらすじ・内容に加え、おすすめのポイントをわかりやすく解説しています。さらに、本屋大賞受賞作品を読むのにおすすめの電子書籍ストアの紹介も。 そんな“本屋大賞”も2018年で15回目。選ばれた本の総数は142冊。この中から選ぶとなると結構大変だろうし、順位が決まっているとはいえ、なぜか全然面白くない大賞作もあったりする。 おうちで過ごしたくなる寒い冬。そんな季節はあたたかい部屋でゆっくり読書を楽しみませんか?書店員さんの投票によって決まる本屋大賞受賞作は、ハズレがないと評判です。これから読書を始める方におすすめの、本屋大賞受賞作品をご紹介します。 上下巻と非常に分量の多い作品だが、一気に読み終えてしまうことを保証する。ここまで熱く紹介してきて、最後まで読んでくれた方々のために、オマケとして「個人的に最高だったけど、初心者にはキツいかも?」な作品たちを紹介しておきたい。主人公の狸たちが愛らしくて仕方ない。健気だけど能天気で、妙にグッとくる。ふざけた物語なのだが、ちょっと泣かされる。あんな毛深い連中に泣かされるとは…!本当はまだまだあるけど、全部紹介しているとキリがないので、この辺で!それを可能にするのは、森絵都の達者すぎる筆。この御方の文章は上手すぎる。この男の著作、とにかくまあ読ませる。“伊岡機関”と称される独特のリーダビリティは、“強烈な謎”と“圧倒的不安感”で読者を捉えて離さない。そういえば、随分前にこの『新世界より』のサイドストーリーとして『旧世界より』を書いているという話を耳にしたのだが、単なる噂だったのだろうか。めちゃくちゃ楽しみにしているのだが…。個人的に天才の称号を与えてもいいと思っている作家“乙一”。そんな彼の別名義“中田永一”による作品『くちびるに歌を』である。病に冒されることの残酷さ、滑稽さ、運命。悲しい描写が多いかもしれないが、この作品の根底にあるのは、深い深い人間賛歌である。ほんと超オススメ。上質なミステリーを書きすぎた横山秀夫が、あえてミステリーを捨てた作品。日航機墜落事故を、元記者が描く、しかもあの横山秀夫。面白くならないわけがない。普段小説を読まない方にも、自信を持ってオススメできる最強作品たちである。一体みんなどうしてしまったのだろうか。正直、イカれているとしか思えない。なんでこんな邪悪な作品を1位に推してしまったのか。全国の書店員が揃いも揃って、こんなに後味の悪い作品を勧めてしまうなんて、世も末である。だが、ただの恋愛小説と侮ることなかれ。伊坂の魔法はやっぱりここでも発揮されえいる。じっくりと酔いしれるがいい。ありとあらゆる手を使って読者を楽しませてくれる伊坂だが、実は意外と融通が利かない所があって、どの作品も似たような仕上がりになってしまう。それはそれで作家としてある程度の質を担保してくれるのだから、ファンとしては安心できる要素である。本屋の生命線になりつつある“本屋大賞”。アメトーークの読書芸人などでご存知の方も多いことだろう。普段から小説と接している人間はもちろんのこと、小説をあまり読まない方にも手引として利用できる素晴らしい賞レースである。彼女の筆によって描かれる、思春期特有の愚かさや儚さ、青さは、身につまされるものがありすぎて、読みながら悶えること必至。いらん黒歴史とかを思い出してしまうことだろう。そんな横山秀夫だが体調を崩してしばらく作品を発表していなかった。あまりにもその期間が長すぎて「このまま死ぬんじゃないか」と諦めかけていた所への『64(ロクヨン)』である。短編集なのでサクサク行けてしまうのも魅力のひとつ。そして連作短編の仕掛けを利用したあれ…。さてこちらも安定の映画化をされているのだが、内容は映画映えするようなものかと言うと、ちょっと疑問かな…?私は原作を読んだ映画を基本的に観ないので、映画の方の評価は分かりませぬ。でも主演が宮崎あおいだから、きっと間違いない。本屋大賞との相性良すぎ。読み終わったときの疲労感も本屋大賞ノミネート作品の中で屈指かも。正直、面白い本が読みたいんだったら「伊坂読め」で済んでしまう。それくらい信頼できる作家。『64(ロクヨン)』も警察小説としては傑作だけど、こちらはもっと真正面から事件との戦いを描いていて、甲乙付けがたい面白さ。日本ミステリー界屈指のストーリーテラー雫井脩介最大のヒット作である。豊川悦司主演で映画化もされたのでご存じの方も多いことだろう。で、この『サウスバウンド』もまさしくそんな作品で、生き生きとしたキャラクターたちが動くだけで、無類の面白さを発揮している。メチャクチャな父親に振り回される思春期の少年には同情してしまうが、それでも面白いから困る。これぞエンタメ。万城目学は森見登美彦よりもバトル寄り。より大衆受けしやすい作家だと思う。しかしながら、それでも作家として新たな地平を切り拓きたい気持ちがあるのか、たまに野心作みたいなのを発表することがある。この傑物を生み出しただけで作者の柳広司を褒めてやりたい。頬ずりしてあげたい。あの髭面を撫でてあげたい。髭面かどうか知らんけど。こうやって書くと何が面白いのか、という感じだが、これがもう面白いのである。なのに面白い。超面白い。背徳感MAXで楽しめる。やはり背徳感は人を没入させる最高のスパイスである。とっても毒でもあり、なのにとってもエンタメ的で面白かったりと、とってもはた迷惑な作品である。存分に振り回されてほしい。主人公は狸だ。でも喋る。人間に化ける。権力争いだってする。天狗には頭が上がらない。人間に食べられちゃうことも。そういえばこれも豊川悦司主演だったような…。別に豊悦ファンという訳じゃないです。読書中毒ブロガーひろたつが、生涯をかけて集めた超面白い小説たちはこちら。そして何よりもタイトルね。森絵都のタイトルはいつも「そういう意味かー」と唸らされることばかりなのだが、今回もバチコーンと決まってましたね。やられてくださいっ。描かれる人間の汚さが半端ではない(でも実話を元にしている)ので、メンタル的に弱い人が読むとトラウマになるかも。私もオススメしている一方で、今でも若干引きずっているところがある。子供兵のあのシーンは…もう…。塾経営を続ける親子三代の奮闘を描いているのだが、もうね、この躍動感?爽快感?共感?快感?…とにかく色んな“感”が読んでいる最中に押し寄せてくる。京都舞台に繰り広げられる摩訶不思議で何でもあり、荒唐無稽な物語は、森見登美彦ならではの独特な味わい。それゆえに中毒者続出。私自身も初めて書店で彼の作品を試し読みしてからこのかた、ずっとファンである。モリミー最高。はやくブログで稼いで、自由を手に入れたいと常々思いながら、ゴロゴロしちゃう背徳感。おかしな家族をひたすら描くだけで、あの分量。やばし。一気読みしたなぁ。少女漫画的展開は、人によってどうやら評価が分かれるらしいが、私は存分に心を乙女にして楽しんでしまった。こういうのはハマったもん勝ちである。できるだけ同じ作家は出ないように努めているのだが、それでも伊坂は…外せない…。そして、なによりも最大の魅力は天才スパイたちを束ね、“魔王”の異名を持つ結城中佐。それに、こんな作品を思いつき、作品として完成させてしまう貴志祐介も十分サイコパスである。読書中毒ブロガー。読むのは好きだけど、一瞬で忘れてしまうおバカちゃん。なので、実のことを言うと私個人の好みとしては、もっと紹介したい作品はあるのだが、あえて自我を抑えて紹介している部分がある。そう、それがプロの仕事ってもんだ、と言ってしまう辺りが素人である。ごめんあそばせ。※ちなみに紹介している順番はランキングではありませんので、あしからず。こちらの『悪寒』では、それなりに普通に暮らしていた会社員が、転がり落ちるように最悪の事態へと突き進む様が描かれる。Amazonで笑ってしまうほど低評価の作品。作品どうこうもあるけど、アメトーークであんな紹介のされ方をしたのが最大の原因だと思う。私はボリボリ読んだ。ちなみにこの美しすぎるタイトルは、大正時代に発表された『ゴンドラの唄』という楽曲の冒頭をもじったもの。黒澤明の名作『生きる』で主人公が夜の公園のシーンで歌っていたことでも有名である。作品数はそこまで多くないのだが、とにかく粒より。この記事では紹介しないが、短編集なんかは絶品中の絶品である。もし「この世から小説を一冊だけ残すなら?」という質問をされたら、きっとこれを選ぶと思う。それくらい好きな作品。本屋大賞を受賞した『天地明察』のスピンオフ作品なのだが、正直こちらの方が面白いという皮肉。コンクールを目指す合唱部の活動を中心に、揺れ動く中学生たちの心情を乙一らしい淡い筆致で描いた名作。こちらも映画化済み。美人教師役は我らが新垣結衣である。ズルい。普段は大企業の末端で、大量の部下を抱えて死にそうになっています。というか死にたい。え?伊坂幸太郎ばかり勧めすぎじゃないかって?仕方ないだろう、面白いんだから。なんとこれ以上でもこれ以下でもない。何か深い教訓があるわけでも、 ひねりの利いたストーリー展開があるわけでもない。森見登美彦を紹介したら万城目学も紹介せずにはいられないだろう。京都を代表する小説家といえばこの2人。 箱根駅伝を走りたい。弱小の個性溢れる部員たちが自分の限界に挑戦する成長青春物語。書店に「本屋大賞」の特設コーナーがあり、なんやろなあこれと思ってぶらぶらしていたことがあります。「天地」というあまりにも巨大なものに立ち向かう人の姿には感動を覚えます。「黒髪の乙女」に恋をする「先輩」が色鮮やかな京都を舞台に彼女の姿を追い求める青春ダメダメ物語。国語辞書「大渡海」を完成させるため編集部に集まった面々が数々の出来ごとを織りなす青春仕事物語。びっくりしました。2位か3位につけてもいいのではないかという思っていたからです。「コンビニ人間」ですら私はかなり面白いと思ったのに10作品中9位という結果に。次々と面白い本が簡単にわかる。本の虫にとってこんな幸せなことはありません。恩田陸さんの蜜蜂と遠雷です。直木賞も受賞した史上初のW受賞作品です。全国の書店で働く店員が「面白かった」「お客様にも薦めたい」「自分の店で売りたい」と思った本に投票し、その中から大賞を毎年決めるものです。そんな中、面白い本にこんなに素直に簡単に出会えることができる本屋大賞は読書初心者も読書上級者も大いに利用するべきだと考えます。京都の大学生が「ホルモー」と呼ばれる小さな鬼の集団で競う白熱の物語。何かに打ち込むことはなんて美しいのだろう。人が一生懸命なのはなんと素晴らしいことなのだろう。粘り強く生きる凄さ。ページを繰る手がどんどん速くなり疾走するように読み終えてしまいました。学校時代の思い出、卒業後の夢を語る高校生たちは大人の心に成長していきます。大長編ものですが飽きずに一気に読め物語に引き込まれてしまいます。本で初めて徹夜をしました。次から次へと展開が気になり眠れませんでした。SFと現実と近未来サスペンスがうまく混ざり合い絶妙のオカルトチックさを醸し出しています。算術に命をかけ暦を作り、日本文化を変える大計画をする男の成長物語。高校生の持つ悩みを見事に表現しており、この夜の「歩行祭」というひたすら歩く状況からだからこそ、生み出される普段しない会話がきらめきだす。常に資格勉強と読書をしている会社員。将来の目標は本を出版すること。好きなものは2歳の娘。無我夢中で走り続ける弱小部員たちと一緒に自分も知らぬ間に走っている。ちょっとでも得れるものがあるという綺麗事を並べることは簡単です。京都の町並みにモノノケの気配。日常生活なんだけど、少し異世界のパラレルワールド。読書ってなにかな?と考えた時、自分の心が感動するものであると私は思います。アフリカ大陸で発見された謎の生物をめぐり、日本、アメリカを舞台に物語はテンポよく進みます。人体とウイルスがテーマ。これをウイルスなどの言葉を使わずにうまくファンタジーでまとめあげています。さすが。生本屋大賞のほかにもオススメ本をお探しでしたら是非こちらもご覧ください苦しみを抱え乗り越えて希望の光がある。とても優しい物語でした。このブログでは他にも面白い本やおもちゃアプリなど、大人の心をちょろっと癒すことをコンセプトに書いております。本屋大賞にはここでは紹介しきれなかったこの他にも素晴らしい作品がたくさんあります。是非読み漁ってみてください。ピアノコンクールを題材にした作品ですが、全くの無知でも楽しめることはもちろん読みやすい文章、その場の映像が見え、音楽が聞こえてくるような感覚に陥りました。しめ縄で外の穢れから守られた町に住むこどもたちが、外の世界に飛び出す冒険活劇。村の仕組みや未知の生態系、そして大人たちに支配された黒い社会構造。私は本屋大賞受賞作の中でいまだにハズレをひいたことがありません。まるでノンフィクションのような展開にハラハラドキドキは止まらず、これほど面白いエンターテイメント小説を読んだことがありませんでした。取るべきものが本屋大賞、直木賞のW受賞をしたなという感じです。ただ単に昔を懐かしむだけではなく、競技のゆくえ、恋のゆくえすべてに熱中し読み始めれば止まらない1冊。まるで夢の中で遊んでいるような日常と非日常が混じりあう一味違った京都の恋愛青春がここにあります。批判があろうがなかろうが、本屋大賞受賞作品の全てに心を動かされた事実に変わりはありません。登場人物すべてがキラキラしていて優しさや葛藤、読んでいて心が爆発しそうになりました。この本は「仕事への誠実さ」や「人とのつながり」を感じることができます。もう何度涙したことか。箱根駅伝の季節になると必ず読み返してしまう作品。登場人物はそれぞれ個性があり面白く全員が主人公ではないのかと思ってしまうほど。著者独特のユーモアある物語の中に生と死がリアルに描かれています。私はこの本屋大賞に選ばれる作品がどれもこれも大好きで毎年楽しみにしています。これこそまさにエンターテイメント。アクション部分ははらはらわくわくの連続でした。にぎやかな夜の京都、蒸し暑い古本市、青春の爆発である学園祭、クリスマス。この本のタイトル通りまさに「新世界」をまるまる味わうことが出来ます。上中下巻と超長編にもかかわらず壮大な世界観に圧倒され1度読み始めればとまらない面白さ。すると横から1人のおばちゃんが「私この本屋大賞の本が全部好きなの。これ面白いわよ」と1冊の本を渡してきました。私はこの本を読むまで辞書はあって当たり前のものだと思っていましたが誰かが編集するものだということにハッと気付かされました。SF、ホラー、ファンタジー、青春すべての要素を詰め込んだ必読の1冊です。まだ2017年の受賞作品で大賞の「蜜蜂と遠雷」「コンビニ人間」しか読んでいません。
こんばんは。読書大好きムロタピーズです。 ついに決まりましたね。"2017年本屋大賞" 私はこの本屋大賞に選ばれる作品がどれもこれも大好きで毎年楽しみにしています。 とにかく本を読みたければココから選んどけば間違いない 読書初心者でも安心して楽しめる作品ばかりです。