case report 投稿先 感染症

一般社団法人 日本性感染症学会 学会誌投稿規定 - 1 - 一般社団法人 日本性感染症学会.  「論文を書きなさい」「論文書いた方がいいよ」。 昨年11月に当ブログでご案内しました2013年創刊のオープンアクセス誌、Clinical Case Reportsの論文投稿受付を開始しました。 Clinical Case Reportsに掲載された論文はどなたでも無料でアクセス頂くことができ、また、弊社で発行している多くの雑誌との連携のもとに出版されます。  ここまで読んでも,不安はあると思います。  書けます,Case reportを書いてください。  臨床医は必ず患者を診ます(そうでなければ臨床医ではないですね。臨床医ではない人は普通のOriginal articleを書いてください)。診断・治療はエビデンスを反映して行いますが,全ての患者の顔が違うように,病態はすべからく違います。その中では必ず悩むはずです(悩まなくなっているようでしたら事実からかなり目を背けていると思います)。その悩みはあなただけの悩みでしょうか? これこそ臨床医であれば誰しもが悩むClinical questionと言われるものです。  今回はオスラーの至高の名言とともに終え,次回からは書くための方法を具体的に解説していけたらと思います。  今回の連載では,①②を中心に上記の流れで解説していきたいと思います。 ❶1998年順大卒。都立広尾病院,都立駒込病院で研修。杏林大第一内科を経て,2014年より現職。10年から論文係として医局のほぼ全ての臨床論文指導を担う。  臨床医が症例を共有してゆく過程が重要で,楽しいと感じるのは,臨床で一人ひとりの患者を診ることこそ臨床医の醍醐味であることを心のどこかで感じているからでしょう。今は再びCaseの時代です。欧州心臓病学会や日本心臓病学会など,さまざまな学会でも通常の報告以外にCase discussionのセッションをどんどん入れてきています。しかもシンポジストだけではなく,参加者みんなでDiscussionする方向になってきています。
 「全ての患者をCase reportに」などと言うと,何を血迷っているんだと言われそうですが,実際に患者を診たものを記録するという行為は皆さんも今臨床現場で行っていると思います。診療録の質の向上が行われれば,記録そのものがCase reportになる時代も来るかもしれません。論文のインパクトファクターで臨床医を評価できないことは皆さん当然だと思っているでしょう。それなら,Case reportの数などの指標で臨床医を定義すればよいと思います(例えば,患者を診てかつ,Case reportを10本書いて初めて臨床医! という感じです)。 投稿者は、筆頭著者が本学会会員であることを要する。 2. 学会誌投稿規定. BMJ Case Reports' expanding collection of coronavirus articles .  おそらくこんな会話はどの臨床医も一度は聞いたことがあるのではないでしょうか? レジデント(初期研修)が終われば,臨床をやると決めた医師は専門医などをめざし,知識と技術の成熟のため修行するのですが,同時に「論文」という壁にぶち当たります。

❹❷の症例。(  安心してください。書けます。アクセプトされます。書く意味を感じて,やってみれば誰でもできます。 私自身が経験した上で言っているので間違いありません。いざ本当に一人の環境になっても,インターネットとPC,そして電気さえあればなんとかなります。 Powered by 引用をストックしました引用するにはまずログインしてください引用をストックできませんでした。再度お試しください限定公開記事のため引用できません。  ①時間がないというのは,今優先すべきことがあるという理由も含めます。  学会や症例検討会は重要ですが,記録に残りません。他の人が参考にできません。さらに,その場にいた人しか勉強できません(最近はWebカンファもありますが)。ではどのようにその苦労を共有すれはよいのでしょうか?  また,私たちが苦労した症例には,他の方もおそらく苦労します。 ……とは言え,書いたもののAcceptまでいかず,お蔵入りしてしまう論文もありますよね。
より適切な投稿先を探すための補助ツールを紹介します。論文タイトル・抄録に含まれる単語等から、より近い分野のジャーナルを提示します。英語での検索になります。 出版社提供のツール Discover the articles here . 前書いた症例報告に関する記事が評判が良いようなので、関連記事を書いてみます。 私は今年で医師7年目、現在大学院で基礎研究中ですが、その前は総合診療をやっておりました。英文Case reportをこれまで5本書いてきました(うち1本はaccept済みかつ今年夏ごろpublish予定)。なので、同じような(自分よりちょっと下の)世代である初期・後期研修医や若い総合診療や総合内科の医師が英文Case reportを書くことを想定してその流れなどを紹介してみます。   みんながびっくりするような珍しい症例でなくともストーリー構成がしっかりしており、Take Home Messageがちゃんとあれば十分論文にはなります。上司や先輩に「この症例じゃ厳しいよ」とか言われてもあきらめてはいけません(笑)。 以前、 悪性腫瘍骨転移はさほど珍しい症例ではないですが、アピールポイントを明確にし、分かりやすい構成を作ることでCase report専門誌に掲載されることとなりました。今の私の上司は また、ちょっと裏ワザ的手法としては、ある科の先生にとっては結構よく見る症例でも他の科の先生にとってはすごく珍しいといった場合もあります。複数の科が関与する症例であれば、より珍しさをアピールできる科の方のメインにして論文を書いたり、投稿する雑誌のメイン科を変えたりする方法もあります。 私としては大した問題ではないように思います。紙の辞書しかないような時代は難しかったと思いますが、現在は無料翻訳ソフトや英文校正業者などもいるので、どうとでもなる気がします。私がいつもやっている方法としては、です。 とにかく自分で考える英文ができるだけ少なくなるようにします。できるだけNative speakerが使っている表現を使うわけです。上記にある  少し極端ですが、 投稿先については既にいくつか記事を書いています。 症例報告を受け入れている雑誌は少なく、投稿先を見つけるだけでもまあまあ大変だと思います。上記記事とも重なる内容ですが、今まで私が投稿したことある論文を中心に投稿できる雑誌をまとめます。  …語数制限がない、編集者・査読者すべて日本人であり初心者向け、accept率高い、IF 1程度と決して高くないもののIF付き。 …dicision非常に速い、一発acceptも多数、IF2点台とこの中では高い方。 …accept率高い、IFなし。 …専用フォーマットがありとっつきやすい(ただし他の雑誌に投稿しなおすときに面倒)、accept率高い、IFなし。 …IF4-5とこの中では最高。Images in Dermatology(Radiology)やDiagnostic DillemmaといったCase reportに相当する記事を投稿するコーナーがある。1500語と症例報告としては十分な語数。 上記の他にもCase Report専門誌はたくさんあります。Case Report専門誌でも全然いいとは思うのですが、その場合  Clinical Pictureは画像を中心とした短いCase report非常にとっつきやすく、むしろ症例報告を受け入れている雑誌よりPicture部門を持っている雑誌は多いのではとさえ思います。 これは別記事を書きました。  ❸現在は年間25~30本。 水野 早速ですが,皆さんが初めて執筆したときのことを教えてください。 「論文を書きなさい」「論文書いた方がいいよ」。 おそらくこんな会話はどの臨床医も一度は聞いたことがあるのではないでしょうか? レジデント(初期研修)が終われば,臨床をやると決めた医師は専門医などをめざし,知識と技術の成熟のため修行するのですが,同時に「論文」という壁にぶち当たります。 しかし,実際に書こうとするとかなりのハードルがあるのも誰もが否定しない事実です。我々の経験上,後輩(特に … ❷卒後9年目。ウズベキスタン帰りの患者さんによる日本初の回帰熱例[PMID:23857020]。 門前払いを食らうだけで時間の無駄になる。コメントがないので論文の改善ができない。 2. ❹日本初の輸入ジカ熱例(本文参照)のほか,NEJMのClinical Pictureに掲載された風疹症例[PMID:23924006]。日本では風疹がはやっていたので珍しくない症例だったが,世界的には珍しく,掲載となった。❶2005年愛媛大卒。江東病院,市立堺病院で研修。米エモリー大ロリンス公衆衛生大学院,豪ボンド大経営大学院,カザフスタン共和国ナザルバイエフ大客員教授,練馬光が丘病院総合内科,米ハワイ大内科,東京城東病院総合内科を経て,16年より現職。 ❷卒後8年目。HIV患者が帯状疱疹ウイルスの血管感染を起こし,多発脳動脈瘤を生じた世界初の症例[PMID:16585673]。 学術雑誌を発行している出版社が提供しているツールです。複数出版社・学会のジャーナルを検索対象にして検索します。【お問い合わせ先】附属図書館 研究支援課(jsa [at] lib.hokudai.ac.jp)

投稿規定通りの書式に原稿を作るのは結構面倒なので、これをやってもらえるは業者に依頼する一番のメリットかもしれません。 ★投稿先は?Case Report or Clinical Pictureについて.  これがよく言われる2大ハードルです。 アジア太平洋呼吸器学会(ASPR-Asian Pacific Society of Respirology)の公式誌Respirologyは18年前より出版されていますが、この度同学会から、症例報告に特化したRespirology Case Reportsがオープンアクセス誌として創刊されました。 同誌に掲載される論文は全て、著者が出版料金を負担することにより … 投稿先としてのジャーナルの調べ方. より適切な投稿先を探すための補助ツールを紹介します。論文タイトル・抄録に含まれる単語等から、より近い分野のジャーナルを提示します。英語での検索になります。 出版社提供のツール teicoplaninさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか? 2014年7月全面改訂 学会誌編集委員会 (2018年10月一部改定) 1. BMJ has a large COVID-19 hub to support health professionals and researchers with practical guidance, online CPD courses, as well as the latest news, comment, and research from BMJ.