コナン 広田雅美 登場

!」と山形から出てきたという女子高生がやってきました。東京に出稼ぎに来た父親がタクシー会社も辞めてこの1ヵ月間行方不明だというのです。そのため警察に捜してもらうものの見つからず毛利探偵事務所にやってきたと言います。父広田健三の写真を見せてもらうと、中年の優しそうな小太りな男性でした。48歳だという父親は黒猫を抱えています。 人捜しということで「オレの出る幕じゃねーな・・・」とあまり興味のないコナン。そして発信機を試してみたくなったコナンは、お茶を出そうとしている蘭に発信機を持って近づきます。しかしコードにつまずいたコナンは転んでしまい、依頼者である少女の時計に発信機を付けてしまいました。「やべ・・・」と焦るコナンをよそに「たったひとりの身寄りなんです・・・もし父の身に何かあったら、私・・・」と泣き出す依頼者・・・「毎日連絡入れますから」という依頼者の雅美に、蘭は「うちの父さん名探偵だもん!きっと見つかるよ! あのシーズン1の広田雅美さんじゃない、広田雅美(宮野明美)さんね アニメのコナンには逮捕された雅美さんと、殺された雅美さんが居るのか コナンが20年も続くとかは考えないで、ジンニキとウォッカは最初に登場しただけだったのね…
!」 雅美が広田の娘でない事に蘭はショックを受けますが、警察が調べた事に間違いないと小五郎は言います。まだ死体が温かく、10億円も持っていることからそう遠くに行ってないと考えたコナンはさっきエレベーターですれ違った女の事を思い出します。「髪型や雰囲気は違っているけどあの体格と荷物の量!!もしかしたら! !」そう誓うコナン・・・新一でした。 まだジンとウォッカという名前が出てきていない頃のお話です。そして「奴は、組織の中でも有数の頭脳だからな・・・奴はお前と違って組織に必要な人間なんだよ・・・」と言われる宮野明美の妹は宮野志保、灰原哀の事です。今見ると妹の話をするときのシルエットは確かに宮野志保のものです。妹を組織から脱退させるために死んだ明美のためにも志保、灰原には幸せになって欲しいですね。 犯人だった広田雅美は、そのまま広田雅美として逮捕されます。つまり、灰原哀の姉、宮野明美も出てこないのです。なぜ黒の組織の話がスッポリ変わっているのかは、諸説ありますが不明です。 ?」と驚くコナン。パチンコ屋で会った男でした。 「だからさっきからいってるじゃないですか!?私は探偵だって・・・」と毛利探偵事務所で主張するサングラスの男。蘭に追いかけられてつい逃げたという男を「なにが『つい』だ・・・そのツラでよくいうぜ!!」と疑う小五郎。「このサングラスも、相手になめられないようにと・・・」と言う男のサングラスを「いいかげんな事ぬかすなよ! そんなコナンに明美は最後のお願いと10億円の入ったスーツケースはホテルのフロントに預けてあるから組織より先に取り戻すよう頼みます。蘭や小五郎、警察が付く直前に明美は「頼んだわよ・・・小さな探偵・・・さ・・・」と言い残して息を引き取りました。 その札番号と奪われた10億円の札番号が一致し3人の犯行が明らかになりました。明美の死は近くに落ちていた拳銃の指紋が明美の物だったことから自殺とされました。しかし、事件の本当の首謀者は闇に消えてしまいました。「いつか必ず!このオレが、闇から引きずり出してやる!!
!」と笑う小五郎と横で飽きれているコナン。その時ふたりはふと、背後にいたサングラスの怪しい男に気が付きました。その後、アパートで首を吊った男が見つかりました。4匹の猫に囲まれたその遺体は広田でした。 「お客様のおかけになった電話番号は、現在使われておりません・・・」蘭はその後どうしているか気になって雅美に電話をかけましたが、電話がつながりません。こちらから電話をした事がなく、電話番号があっているのか分からないという小五郎。まだ広田のアパートにいるかもしれない、と言う小五郎にコナンは「またあのお父さん、逃げちゃってたりして・・・」と冗談を言いました。「ありうるな・・・」と言う小五郎の言葉に不安を覚えた蘭は「ちょっとあのアパートに言ってくる」と事務所を飛び出しました。 そこで「夕べ、部屋で首吊ってるのが見つかってねー・・・」と大家から広田が死んでいる事を聞かされました。小五郎は娘はどうしたかと雅美の事を聞きますが、「なーんだ、あの人家出人だったのかい」と娘いる事も知らなかった様子の大家。広田は家賃を新札で1年分前払いしていて訳ありだとは思っていたものの、家出人とは思っていなかったという大家は「その子もどっかで殺されているかもしれないよ・・・」と言います。「その子もって・・・広田さんは、自殺したんじゃ・・・」と小五郎が聞くと、大家は刑事が殺しと言っていたと教えてくれました。 遺体には首を絞めた後に天井から吊るした跡があり、ロープや天井から広田以外の指紋が見つかったことが殺人の決め手でした。おそらく金目的と言うその事件の犯人は、首に付いた大きな手形からかなり大柄な男らしいという目暮警部。また、被害者の娘は見つからなかったけどこんなものが落ちていたと雅美のメガネを小五郎に渡しました。「じゃあ・・・雅美さんは・・・」と尋ねる小五郎に「ああ・・・まだ死体は見つかっておらんが・・・おそらくどこかで・・・」と答える目暮警部。悲痛な面持ちで警察署から出てきた小五郎を、外で蘭とコナンが待ち構えていました。その光景を、広田のアパートの側にいた大男が見ていました。 「せっかくお父さんに会えたのに・・・」と涙ぐむ蘭を必死で慰める小五郎。コナンも「なんとか雅美さんを探し出せば・・・」と考えますが手掛かりがありません。「せめて、何か目印でもあれば・・・」と考え込んだコナンは雅美の腕時計に付けてしまった追跡眼鏡の発信機の事を思い出します。さっと小五郎達から離れたコナンは、眼鏡を起動させました。発信機が移動していることから雅美はまだ生きているかもと思ったコナンは発信機に向かって走り出しました。着いた先はパチンコ屋です。しかしそこで追跡眼鏡の電池が切れかかりました。慌てて店内を捜し回るコナン。その時、屈強な男にぶつかってしまいました。そこで電池が切れてしまったものの、この近くにいるはずとコナンは再び店内を捜しまわりましたが、とうとう店員につまみだされてしまいました。 ぼーっと外を見ていた蘭はふと外にずっとこちらを見ているあやしい男がいるのに気が付きました。「ほら、あのサングラスの人・・・」と言う蘭の言葉で外を見た小五郎は、その男が広田のアパートの側にいた男であることに気が付きます。「そういやー、犯人は大男って警部が言ってたなあ・・・」と言う小五郎に蘭は「じゃ、あの人が・・・あの人が雅美さんのお父さんを・・・」とサングラスの男が犯人と決め付けました。「よーし、待ってろ蘭!!今とっ捕まえて雅美さんの居所を・・・」と小五郎は駆けだしましたが、蘭は窓を開けると飛び降り、男に詰め寄ります。「雅美さん、どこに連れてったのよ! !」コナンは雅美を見つけたと部屋を飛び出しました。 「い、いっちゃった・・・」とタクシーの後ろを見送ることしかできない蘭にコナンは「おねーちゃん、早く早く!!」と声をかけました。コナンは列に割り込んで女の次のタクシーに乗り込んでいたのです。「割り込みする気か!?」と怒る男性に蘭は「父が雪山でバラバラ死体で生き埋めになって、早く行かないと間に合わないんです!! !」と生きてるのか死んでるのかわからない事を叫びました。圧倒されて順番を譲る男性。乗り込んだ蘭は前の車を追うように言いました。雅美と2度目に会った時に雰囲気が違っていたのは、変装が不十分だったためでした。広田が雅美に会った時に見せたのは驚きの顔ではなく仕返しを恐れた恐怖の表情だったのです。 雅美を追って付いたのは港でした。雅美を見失っていましたが、絶対この近くにいるとコナン達は周囲を捜します。一方、手ぶらでコンテナの間を歩く雅美に「ご苦労だったな、広田雅美・・・いや・・・宮野明美よ・・・」と声をかける男がいました。広田雅美は偽名だったのです。全身黒づくめで片方は長髪、片方はサングラスのふたり組・・・新一に薬を飲ました男達です。雅美・・・明美はふたりから睡眠薬と聞いていた薬を明に飲ませたら血を吐いて動かなくなったのはどういうことかと説明を求めました。「それが組織のやり方だ・・・」と言う男は明美に金を渡すよう要求します。しかし明美は金はここにないと言います。そして「その前に妹よ!

!」コナンは広田捜しの裏に10億円強奪事件があると気付いたのです。 広田が毎日同じコースを走っていたのは逃走のための練習。計画は成功したものの広田は金をひとり占めするために仲間である雅美と明を裏切って逃げたため、ふたりは急いで名前や素性を偽って広田の居場所を捜していたのです。広田の首に付いた跡からいって殺したのは明。しかしその明はケースの中身を持ち去った人物に殺されました。「広田さんの娘と名のっていたあいつに・・・恐らくこの事件の首謀者の・・・あの女に!! くて豪快に勝ちまくるという設定は、ここから始まったのかもしれないですね。 個人的には最初期の作品では11「ピアノソナタ『月光』殺人事件」と並ぶ最も優れた作品の一つと考えていますので、ラストが原作どおりでないのがちょっぴり残念といえばそうです。リメイクされることがあるなら一番にして欲しい作品でしょう。 GI5連勝を果たした実力ナンバー1の競走馬。行方不明になった広田健三は競馬好きだったらしく(蘭の推理によればですが)、自分が飼っていた猫に「ゴウ」「カイ」「テイ」「オウ」と名付けていました。 名前の由来は名馬として競馬ファンの間ではよく知られている「最近チェックしたページ !」と声をかけました。 しかし1週間たっても手がかりがつかめず、心配な雅美からは1日3回も電話がかかってきます。広田は付き合いが悪く、仕事場の仲間は行方どころか娘がいたことも知りませんでした。また、猫好きと言う事で当たったペットショップでも手掛かりはつかめません。 順番を変えて書きだすと「ゴウカイテイオウ」。「なーんてんまさかんなわけねーよな」とあきれるコナン。そのコナンが書き出した文字を見た蘭は、テレビから聞こえた「ゴーカイテイオー」の言葉に、「広田さんは、競馬好きだったのよ! 名探偵コナンファンの中でも特に人気の高い「黒の組織」の登場回です。今回は「奇妙な人捜し殺人事件」(コミック2巻)のネタバレ、トリックや犯人とラスト最後の結末をご紹介します。アニメでは13話になるのですが、コミックとアニメでは内容が違うのです・・・ 博士に犯人追跡眼鏡とシール型の発信機を作ってもらったコナン。そんなとき毛利探偵事務所に、「私の父を捜してください! 広田雅美 広田健三(48) 広田明(28) 謎の男A 謎の男B 大家 クローク TVアナウンサー カイ テイ ゴウ オウ 本編の主人公、正体は工藤新一 本編のヒロイン、新一の幼なじみ 蘭の父親で私立探偵 新一の家の近所に住む自称天才科学者 警視庁捜査一課警部