ファフナー 小説 感想

1、作品について  「島・ロボット・群像劇・少年少女」をキーワードに 2、ネタバレなし感想 シリーズすべて視聴済みです。そのうえでEXODUSの感想を中心に。  ・重たいテーマと全力で向き合っている 生と死、戦いと平和、相互理解と共存の困難など、難しいテーマと真っ向から勝負して、かついくつかの希望ある結論へと導いているのがこの作品の凄いところです。 それでいて思春期の感情やロボアニメとしてのアツさをハイレベルに兼ね備えていて、エンタテイメントとしてもめっちゃ面白い。 ・大人がまとも 戦争やら哲学やらをロボアニメとして描いた作品は 大人たち自身、人類間の争いとか困難な時代を生きてきた上で、竜宮島を作っているので、短期的でなく、長期的な視点から、どうしたら人類が存続できるか、平和を少しでも繋げていけるかを考えている。そして、それを次の世代も理解し、親を大切に想い、継承している。大人たちのそういう姿勢から、戦う若者たちもみんながこの島の人々を愛し、その価値を理解して動いている。そこがマジで凄い。 ・他人事じゃない あんまりフィクションと現実を混ぜるべきじゃないけど、竜宮島をみてると凄く感じるし、おそらく意図して作られているんだろうと思うのは、この島の状況はもろ日本だと思います。そして、EXODUSでは、今の日本と世界との関わりを今後どうしていくか、というとても難しいが向き合うべき問題について間接的に描いていると思います。  1期については(少し1期ネタバレになりますが)、15話から面白いみたいな話を聞いていたのですが、個人的には10話くらいから「子供たちに平和を知ってほしくて争いの日々の中でも日常をつくっている大人」の姿が描かれていて、他のアニメとは違う魅力を発揮してたと思います。また、ザイン登場あたりからは、ロボットアニメとしてとにかく熱い。一騎と しかし、お話的には劇場版で一騎と EXODUSになり、島だけを描けばいい状況から相手コミュニティである新  何が言いたいかというと、とにかく見てない人は1期→RoL→劇場版→EXODUSの順で見てくれ。   3、ネタバレ全開語り ・テーマの変遷  そもそも平和とは「非戦時」だと定義すれば、竜宮島がいう平和(おまつりやったりとか)って全部演技になっちゃって、平和ではないんじゃないかっていうのが、 しかし、今シリーズで竜宮島は、より外の平和のために、島の平和を危険に脅かしてまで島から外の世界へ希望を送り出し、その選択が島の眠りと全島民のEXODUSという結果をもたらした。そして、その選択の結果に至る各人の物語を描いた。 エメリーたちとの邂逅や新ミールの到来という致し方ない要因があったとはいえ、外の世界と関わらずに島だけで生きていくという選択も出来たと思うけれど、そうしなかったのは人類最大の希望である美羽をもつ島の意義と責任を、真壁指令がより長期的な観点からみて判断したからなのだと思います。その判断はおそらく正しかったし、そうしなければ島はもっと早くに滅びたかもしれない。しかし、選択の結果島は沈み、住民全てが故郷を離れることを強いられ、多くの島民が命を失い、生き残った者も平和を失った。それでもそれが最も希望に満ちた未来だというあたり、もはや世界の状況は最善手を打ち続けても落ち続けていくような絶望期にあるといえる。しかし、そのなかでも希望と責任を失わないものだけが生き残り、存在し続けていく。生きるということは、そういう苦しみ・痛みのなかにあるもので、じゃあそういうなかで各人がどう役割を果たしますか、世界を祝福しますかっていうのが2期のテーマだったと思います。 ・ロボットアニメとして 格好良いとかっていう感情以上に、もうそれ以上戦わなくていいよ!っていう感情がでてくるのが ・楽曲について   ・一騎、  この3人の関係って不思議ですよね。3角関係?であり、しかし恋愛としては物理的に何一つ進展しないまま、精神的にはとても強靭な信頼関係で結ばれてきた。   一騎のことは、よくわからないです(笑)1期はいなくなりたい願望で対話下手のわかりやすい奴だった気がするんですが、2期は悟ったような部分が出てきて掴みにくい人になったような。戦いたがる、自分の命を使いたがるところが変わらないのは少し哀しいですが、それでも何のためにという部分がどんどん外を向くようになったのは、大人になったということなのかなと感じました。そろそろ真矢と進展してもいいと思うんだけど、その前に二人とも親的な何かになってしまったので、もう二人で両親をやればいいんじゃないかと思うよ…。 真矢はある意味EXODUSの主人公でしたね。もっとも人のことをよく見て寄り添う子だった彼女が、人との戦いを担う存在になるというのはとても哀しいことだなと。他者を深く理解できるからこそ割り切れる、深く想えるからこそ優先順位をつけて犠牲にできる、という方向へシフトするなら、この先真矢の背負う者はもっと増えていくのだろうと思います。その責任を背負う覚悟も後戻りできない状況も出来てしまったし…。真矢はずっと、翔子の「一騎の帰ってくる場所を守る」という生きざまをどこかで背負い続けていると思うんですが、弓子の美羽への愛やカノンの想いも背負っていくのだとしたらさすがに折れそうな気がするので、支える人がいてほしい。それが一騎なのか美羽なのかはわかりませんが、責任の分強くなれてしまう、変われてしまう彼女にもまた、地平線が必要なんだろうなぁ。 ・17話   ・島の子供たち  自分が何のためにここにいるのか、をこれほど納得して生きている子供は多分竜宮島以外にいないんじゃないかな。EXODUSは、広登と暉の物語でもありました。  暉は、そんな広登の惜しさをわかっているからこそ彼の思いを継いだし、あんなに「島以外で死になくない」と言っていた彼がシュリーナガルを守って居なくなったことは、派遣部隊がもたらした成果で希望だったんだと思います。でも弟が姉と祖母を残して行くもんじゃないよ…彼が大人になって、子供たちに外の世界のことを伝えるさまを見てみたかったです。あと余談だけど、一騎を好きになる子も真矢を好きになる人もみんな居なくなるというのがまた哀しいですね。 4、その他  beyondがこの先どんな未来を描くのか予想もつきません。こそうしの反抗期だとすると、なんだか1作目に戻っちゃう感じがするし、テーマ的にはやっぱり 長文駄文に付き合ってくださりありがとうございました。  ふつうに最新話を読んで次の更新はいつかな?これまでご愛読頂きありがとうございました。一気読みして、どちらかと新人類(ニュータイプ)よりも革新者(イノベイター)に近い様に感じましたね。読んで頂きありがとうございます!最近ファフナーを見始めたのでとても楽しく読むことが出来ました。読んで頂きありがとうございます!人類軍の人間がフェストゥムと一緒にいるというアニメでは見れなかった関係性なのでとても面白いです読んで頂きありがとうございます!内容は興味を惹かれるんですが、あまりにも感嘆符や疑問符などのイントネーションを感じさせる物が無いために全てが棒読みに見えました読んで頂きありがとうございます! アニメ.

「蒼穹のファフナー」は、アニメ・劇場版・ovaなど様々なシリーズが展開されてます。ここでは、見る順番や時系列を解説しました。順番を間違えると面白さが減るので注意!

映画、ゲーム、小説、漫画、アニメ、などの感想。独断と偏見で好き勝手に書いてます。 2017-10-30. 「蒼そら穹」 はじめに半年前に蒼穹のファフナー第1話、第2話(1時間sp)を見てから、昨日の最終回(1時間sp)に至るまで、まさかここまで成長する物語になるとは思いもしませんでした。前半第12話までの長いタメから、第13話以降に一気に開花していく展開に毎週驚愕し、涙し、感動してきました。 映画、ゲーム、小説、漫画、アニメ、などの感想。独断と偏見で好き勝手に書いてます。arukikkuさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか? 蒼穹のファフナーexodus 感想. 小説情報 ; 一括表示 ... 感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。 ※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。 感想一覧. Powered by 引用をストックしました引用するにはまずログインしてください引用をストックできませんでした。再度お試しください限定公開記事のため引用できません。