燕三条 ニッパー プラモデル

その情報が瞬く間にTwitterでシェアされ、高橋さんが作った楽天市場の商品紹介ページには、リリース後すぐにアクセスが集中しました。しかし、なぜプラモデル専用のニッパーなんて、コアな製品を作った理由は何だったのでしょう?実際にアルティメットニッパーを使わせてもらうと、その意味がよく分かります。© SANJO INSTITUTE OF DESIGNそして、この売上に大きく貢献しているのが、アルティメットニッパーのPRのために誕生した、「ニパ子」の存在です。これを機に、ニパ子専用のTwitterアカウントの運用も始めた高橋さんは、広告費をかけずに、ユーザーと直接コミュニケーションを取れる関係性を築いていきます。ニパ子は、今やものづくり企業のPRという枠組を通り越して、アニメや漫画、フィギュアにまで登場するほどの人気キャラとなっています。ホビー関連のメーカーから、ニパ子を使ったグッズ制作の提案や依頼はあとを絶えません。そんな切れ味の、使うだけで自分が「ゴッドハンド」になれる道具とは一体…?そんな新潟県のいちメーカーがいま、「プラモデル専用」というコアな市場で多くのファンを獲得しています。そこでメンバーに加わったのが、ニパ子の生みの親である高橋大介さんでした。お互いに、付かず離れずの関係性を維持しつつも、それぞれがより高みを目指していく関係のバランスの良さこそが、ゴッドハンドの何よりの強みなのかもしれません。工場の技術力と、インフルエンサーを使ったPR戦略のふたつが噛み合ったからこそ確立できた、大ヒット商品アルティメットニッパーの舞台裏に迫ります。現在は刃付けの工程のみに特化した職人集団が所属する「極(きわみ)株式会社」を設立し、ゴッドハンド製品の質を担保しています。一方で、ニパ子とゴッドハンドがちょうどいい距離感を保っていくことは、広報である高橋さんに任されています。「入社して最初に任された仕事は、楽天市場のアルティメットニッパーのページを新しく作り直すことでした。アルティメットニッパーは、切れ味を良くするために繊細に作られているので、商品ページにとにかく注意書きが多かったんです。それでもユーザーにちゃんと読んでもらい、購入につなげる方法はないか考えた答えが、漫画でした。」そう話す角田さんは、極(きわみ)とゴッドハンドの会社としての成長についても常に考えています。そう考えた角田さんは、工場の人たちが帰った後、たったひとつのニッパーの刃を深夜2時までひたすら削り続けました。これは、元々はエイプリルフールにニパ子アカウントで「刃のないニッパー作ろうかな」とTwitterに投稿したところ、複数人のフォロワーから「それ、ピンセットの強化版みたいに使えるので需要ありますよ」と返事が来たことが発端でした。こんな、角田社長と高橋さんの共通の意志の現れが、そうさせているとのこと。プロのモデラーたちに愛用されるくらいの質と知名度が基盤にあったことと、ニパ子の誕生が掛け合わされたからこそ、アルティメットニッパーの認知度向上につながったことは言うまでもありません。ゴッドハンドは、角田稔さんの父(現社長)が1964年に創業した株式会社ツノダの子会社として2010年に燕市でスタート。親会社の株式会社ツノダは、新潟県の燕三条で作業工具のペンチやニッパー、ケーブルカッターを主力商品として製造するメーカーです。「ニパ子のことがネットで話題になったことで、モデラー界の著名人の方々が『実は前からアルティメットニッパー使ってたけど、これ本当にいいよ!』とTwitterで名乗り出てくださったんです。おかげで一般のユーザーさんにも『あの人が勧めるなら』と興味を持っていただくきっかけになりました。」「欲しい人が10人集まったら商品化します!みたいに、実験的に新商品を作れるようになりました。なんか変なことやってる工具のメーカーがあるぞ、みたいに思ってもらえるのが自分たちにとっても好都合で、ベンチャー企業みたいな雰囲気でものづくりを楽しめるようになったんです。」「一人前になった職人にはどんどん独立してもらい、それぞれが工房の社長になって弟子を持つ『極(きわみ)ホールディングス』みたいなカタチも夢があっていいなと思います。人も会社も、成長しなくなったら終わり、これが僕の哲学です。」──キャラクターの知名度のお陰でモノが売れたとしても、ものとしての質が良くなかったら意味がない。ユーザーとの関係性が出来上がってくると、Twitter上で商品開発の話も進むようになりました。例えば、ゴッドハンドの人気商品のひとつに、「刃のないニッパー」があります。「店舗を持つリスクや営業の手間を考えると、ネット販売がベストだという考えは始めからありました。楽天市場にショップを構えて運営していたのですが、ネット販売だけでは全く会社が成り立たなかったんです。それでも、自社でオリジナル商品を作れば、在庫管理のリスクを抑えられるかなと。まずは試しに、ツノダで欠陥品としてはじかれたニッパーを改良してみることからはじまりました。」その結果、それまで1日に1本売れるくらいのペースだったアルティメットニッパーが、1時間もせずにまたたく間に100本以上売れ、最終的には1日に3000本分もの売上を叩き出したのです。ニパ子の試作中には興味を示さなかった角田社長も、ユーザーの生の声を商品開発に取り入れられるようになったことをチャンスと捉えました。人気フィギュアシリーズ「ねんどろいど」での商品化ほか、WEB漫画サイト『MAGCOMI』にて「究極!ニパ子ちゃん」を連載するなど、キャラクターとしての人気も絶大です。そんな状況を打破するために、ゴッドハンドではネットショップのページ管理やPRの専門スタッフを募集します。社名に恥じることなく、驚異的な使用感がモデラー*たちの間で反響を呼び、プラモデル専用ニッパーとしての地位を確立しているのが、「アルティメットニッパー」です。角田さんが試行錯誤の末に身に生み出した刃付けのノウハウは、機械の前に立つときのフォームや、研磨の角度まで細かく工場内で体系化されています。これにより、覚えれば誰でも究極の刃付けができるようになる教育の体制が整えているのです。「親会社のツノダでは、『高くて良い物を作れるのは当たり前。安くて良い物をいかに効率的に生産するか』と考えるのが正義でした。それでも、経営すら厳しかった当時のゴッドハンドでは、それを無視してでも新しい製品を作って、消費者の反応を確かめる必要があったんです。」高橋さんが事前に擬人化キャラクターやアニメと親和性が高そうなウェブメディアを中心に、ニパ子のプレスリリースを送っておいたところ、記事で紹介してもらうことができたのです。ニパ子の公式Twitterのフォロワー数はなんと3万人超えていて、この影響力により工場はネット販売サイトに広告費をかけるだけでは獲得できなかった、新たなマーケットを開拓することにも成功しました。このタイミングでとにかくネット上の話題になることが、アルティメットニッパーの知名度を上げるための切り札になると高橋さんは読んでいたのです。ニパ子の誕生の裏には、しっかりと練られたPR戦略がありました。楽天市場のユーザーには、漫画やアニメが好きな人が比較的多いこと。当時はゲームなどの影響で「擬人化」が注目されていたこと。SNSはTwitterが主流だったこと。ひとつずつ紐解いていくために、まずアルティメットニッパーの誕生秘話から伺いました。「結婚を機にツノダに入社して専務になったのですが、当時は販売経路が問屋しかない状態でした。ツノダの役員会議で、自分たちで売る方法として販売専門の子会社を作ろうかと話し合っていたときに、父がおもむろに『お前、どうするんだ』と。小さい頃から跡継ぎとして育てられていた身としては、『俺がそこの社長をやるよ』と答えるしかない状況でした。」「とはいえ、あくまでものづくりの分野からニパ子を完全に離すのも違うと思います。いつか、燕三条でニパ子をイメージキャラクターにしたお祭りを開催し、地域に貢献したいと思っています。」「そのとき丁度、キャラ作成用に新しくツインテールのパーツが追加されていたんです。『お、これなんかニッパーっぽいな』なんて思いながら実は5分くらいで出来上がったのが、初代のニパ子なんです。ちなみにセーラー服姿なのは、そのソフトで服装がこれしか選べなかったからです(笑)」 通常配送料無料. しかし、なぜプラモデル専用のニッパーなんて、コアな製品を作った理由は何だったのでしょう? 「ツノダの製品を改良して、一般の人々が『この切れ味すごいな!』と思ってもらえるものって、なんだろうと考えたんです。日常的みなさんが切る堅いものって、爪とプラスチックかなと。ウ�

こちらからもご購入いただけます … 当サイトでは、実在性の証明とプライバシー保護のため、sslサーバ証明書を導入しています。クロストラストが提供するトラストシールをクリックすることで、検証結果をご確認いただけます。 燕三条と言えば、僕の愛用のプラモデルのニッパーは、 まさにこの町の企業がつくってくれています。 ものすごい切れ味です。すばらしいアイデアです。 ただ、ちょっと無理すると、刃がパキッと欠けちゃう。 無理しなきゃいいだけなんだけどね。 いままでに3 神なる手が生み出した新たなる「斬れ」味! 特殊な生産工程のため、“幻の工具”と呼ばれていたニッパーがコトブキヤショップ限定で登場! 刃物の製造で有名な新潟県燕三条地域にあるニッパーを代表とする工具製造メーカー「ゴッドハンド」とのコラボ商品「コトブキニッパー」。

5つ星のうち4.5 549 ¥5,673 ¥5,673.

ニッパーキャップ ホック付き 赤色 ... 本社:〒959-0215 新潟県燕市吉田下中野1535番地5 営業所:〒955-0055 新潟県三条市塚野目2171.

ここ、新潟県燕三条には、金属加工製品のものづくり工場が並ぶ工業地帯が広がっています。 田んぼの道を進み、工業地帯の中に入ると見えてくるのが究極のニッパーこと「アルティメットニッパー」をつくるゴッドハンド株式会社。

神なる手が生み出した新たなる「斬れ」味! 特殊な生産工程のため、“幻の工具”と呼ばれていたニッパーがコトブキヤショップ限定で登場! 刃物の製造で有名な新潟県燕三条地域にあるニッパーを代表とする工具製造メーカー「ゴッドハンド」とのコラボ商品「コトブキニッパー」。

検索結果 333 のうち 1-48件 "燕三条 爪切り" suwada(スワダ) suwada スワダ つめ切り(ネイルニッパー) クラシックl 単品 . 無断転載禁止続いて、ガンプラ作りに欠かせないヤスリについて紹介します。ヤスリを使う方は、おそらく、鉄製のヤスリ、いくつかの番手の紙ヤスリorスポンジヤスリなどを使用しているかと思われます。筆者も近くのホームセンターで購入した、400番や800番、1000番の番手の紙ヤスリを使用していました。それでも問題はないのですが、今回取り入れた「神ヤス!」がとても使いやすかったです。アルティメットニッパーをはじめ、ガンプラ製作グッズをいろいろと刷新して環境作りをしてみました。特にアルティメットニッパーの切れ味は快感もので、ますますガンプラ作りにのめり込みそうです。プラモデル製作が趣味の方は、このニッパーだけでも試す価値があると感じましたよ。また、使っていくうちにゲート跡をより残さない方法も覚えました。アルティメットニッパーは両刃ではなく片刃で、切刃のもういっぽうは「まな板刃」という平らな断面になっています。このまな板刃は、断面の中心で切刃を受け止める構造になっていて、まな板刃でしっかりとパーツを押さえながら切刃でカットしていく仕組み。つまり、とがっている切刃と、平らなまな板刃は同じ厚さではないので段差が発生します。そこで、パーツに密着させてカットする場合は、まな板刃ではなくて、切刃を密着させてカットすることで、よりきれいにカットできるようになりました。 ニパ子は、新潟県 三条市 にある作業工具専門店、ゴッドハンド株式会社が製造、販売するプラモデルの「ゲート」(後述)処理専用ニッパー、アルティメットニッパーの萌え擬人化キャラクターである。 567ポイント(10%) 【まとめトク】日用品はまとめておトクに! 明日中7/25 までにお届け. アルティメットニッパーの切刃は、刃物で有名な「燕三条」の職人が手がけているんだとか。確かに、鋭い切れ味でパーツの後処理が楽になることは実感しました。また軽い力でカットできるので老若男女問わず使えるのもメリットです。

プラモデルニッパーは名前の通りプラモデルの作成に使用される工具の1つで、非常に切れ味が良いことが特徴です。プラモデル作成の時間を大幅に短縮することも可能なため多くの方に使用されています。今回はおすすめのプラモデルニッパーの種類や選び方を紹介します。 神なる手が生み出した新たなる「斬れ」味! 特殊な生産工程のため、幻のニッパーと呼ばれていたニッパーがパッケージを新たに登場! 刃物の製造で有名な新潟県燕三条地域にあるニッパーを代表とする工具製造メーカー「ゴッドハンド」とのコラボ商品「コトブキニッパー」。