ラグラン袖 セーター 製図

  ラグラン製図方はいろいろな考え方であらゆる本に記載されています。 しかし!どの様な書き方でもそれは自由。 一様はラグラン袖にはなります。 しかし婦人が着た時、どうなるか ! が問題であって. Please enable JavaScript!  
     

ネックから編む編むラグランセーターの編み方、2回目です。↑第1回目をご覧になりたい方はこちらから。今回は、前回求めたセーターの寸法と目数・段数をもとにして、作り目の数やラグラン線の増目、袖の減目などの簡単な設計図を作成します。ちょっとややこしいのですが、やっていることは難しくありません。最初に大まかな編み方を決めておくと後が楽なので、ちょっと長いのですが、お茶でも飲みながらゆっくりと目を通してみてくださいね!セーターの寸法と目数・段数が求められたら、次は作り目の数を決めるための計算をします。ゲージから、back-of-neck(日本語では首周りの2分の1に当たる部分) の目数が32目だということがわかりました。この目数をもとに、袖の目数を決めます。片袖の目数は通常、back-of-neck の30%に当たる数が適用されるそうです。が、この辺はお好みで多少増減して大丈夫です。追記:日本のトップダウン編みの本を読むと、大体45~60%くらいの数が袖の目数になっていることが多いようです。ラグラン線の角度を急にしたい場合は、パーセンテージが大きいほうがいいかも。今回は30%で計算します。すると、32目×30%=9.6≒10目となりました。これに、前身ごろの部分に端目を左右1目ずつ、合計2目を足すと、図1のようになります。(画像はクリックで拡大します)ここから、ラグラン線2目×4か所分を加えると、図2のようになります。ラグラン線を袖と身頃から1目ずつ借りたので、back-of-neck の目数が32目から30目に、左右の袖の目数が10目から8目になっていることに注目です。この図から、すべての数を足したら作り目の数が2目増えて56目になることがわかりました。作り目から増し目をしながらラグラン線を編んでいくのですが、最終的にどのくらいまで目数を増やしていくかを決めます。前回求めた寸法を見てみると、片方の袖に必要な目数は56目、後ろ身ごろと前身ごろに必要な目数はそれぞれ78目です。作り目の図と見比べてみると、目をいくつ増やせばいいかわかります。今回の場合、back-of-neck の作り目は30目(ラグラン線分の2目を含まず)だったので、78目まで増やすには+48目すればいいことになります。・・・が、トップダウンで編む場合、Underarm stitches と呼ばれる脇下の作り目を入れるのが一般的だそうなので、その分の目数もひかなくてはなりません。その目数は、body全体の目数の8%(今回の場合は、前+後ろ身ごろの合計=156目の8%)くらいが目安だそうですが、私は少し少なめに5%くらいにしています。なので今回は、156×5%=7.8≒8目 にしました。先ほどの計算に戻ると、+48目からこの underarm stitches の8目を引いて、さらにラグラン線として”借りて”いる2目を引くと、最終的に増す数は48-8-2=38目になります。つまり、ヨーク終了の時点で片側の身頃の目数が、作り目の30目から38目増やした数=68目になっていればいいということです。(ラグラン線2目は含まず)(図3)袖も同様に計算すると、8目から56目までは48目必要ですが、ここからunderarm stitches の8目とラグラン線の2目を引くと、38目になります。(今回は偶然、袖と見ごろの増し目が同じ数になりましたが、通常はどちらかの増し目が若干多かったりしますので、セーターによっては袖側あるいは身ごろ側だけ余計に増し目をする段が出てくる場合もあります。その場合は、なるべく均等になるように増し目の段を割り振るときれいなラグラン線になります。)最終的に増やす目数を割り出したら、図に描きだしておくとわかりやすいです。ここではメモリーシートを使っていますが、同じようなものを手書きで書くことも出来ます(図4)メモリーシートは、本に載っている編み図で編むときにも便利なので、地味だけど意外と(?)便利な道具です。この図の見方は、中央の数字が編む段数になっていて、その段数を編むときは、書いてある文字の操作を行います。例えば、3と書いてある段の両隣には M1L, M1R と書いてあるので、後ろ身ごろと袖のラグラン線でつけたマーカーの前後で増やし目をします。何も書いていない段は、奇数段なら表編み、偶数段なら裏編を行います。また、KFB と書いてある場所は、端目で行う増し目なので、この記号がある段のはじめと終わりは、必ず KFB で増し目をします。補足:通常、ラグラン線は2段おきに増し目をして、指定の数(今回は38目)増やし目がすんだらストップすればいいのですが、それだと残りの段数を普通のメリヤス編みで編むことになるので、ラグラン線が途中でスパッと切れた感じの見た目になってしまいます。それでもいいのですが、ここではより均等に見えるように、増し目の位置を少し調節してみました。つまり、3回連続で2段ごとに増し目をしたら、次の表・裏の2段は増し目をせず、その次から同じように3回連続で増し目をする・・・と言う形です。(最後だけ数合わせで4回連続になっています。)言葉で説明するとわかりにくいかもしれないので、この辺は動画を観ながら編んでいただくとスムーズかもしれません。ネックの部分は、途中までは形を作るために平編みで編みますが、ネックの深さ8.5㎝=21段目からは輪編みで編みます。その際、今回は別鎖の作り目を使いましたが、巻き増し目などでもできます。21段目の時点で、↓このような目数になっているはずです。back-of-neck が46目で、front-of-neck の両側が各17目です。front-of-neckを46目にするためには、46-(17×2)=12と言う計算式が成り立ち、12目作り目をすればいいことがわかりました。(この辺の編み方は言葉で説明するとわかりにくいので、動画を撮ってみました。次回アップする予定なので、そちらをご覧いただきながら編むとわかりやすいかもです。)今回は、袖も輪編みで編みます。袖の設計図はこちら。編み物では、斜めの線は「編み物の平均計算」と言う方法で割り出すことができるので、その方法を使って計算をしますが、計算方法の詳しい解説はここでは割愛します。こちらの本に丁寧な解説が載っているので、興味のある方は調べてみてください↓まず、肩に近い部分の目数(休めておいた袖の目数=48目+別鎖の作り目から編みだしたUnderarm stitches 8目の合計=56目)から袖口の目数(46目)を引くと、10目減らし目をすることわかりますが、同じ周で2目1度を2回行うので、実際に減目を行う段数は半分の5回になります。袖の長さはゴム編み部分を除いて37㎝=92周編むので、この92を先ほどの減目の回数+1(5+1=6)で割ります。注:平編みの場合は表の段だけでの操作になるので92を2で割りますが、輪編みなので関係ないと思ってこのままの数で計算しています・・・が、どちらが正解なのかはよくわかりません(汗)そうすると上の画像にあるような計算式が成り立ち、○段ごとに××する・・・という結果がわかりました。この図?は、通常だと下から上に向かって読むのですが、トップダウンなので逆に編んでいったほうがいいのかな?と思ってそうしています。(この辺の違いは未検証ですので、もっといいやり方を思いつく方はその方法で編んでみてください。)つまり、「15平、15-2-3、16-2-2」の順に編んでいくということです。これは、15周ぐるぐると表編を編んで、15周ごとに片側1目減らし目(=両側で2目減らし目)を3回、16周ごとに片側1目減らし目(=両側で2目減らし目)を2回編むということです。ここでもメモリーシートを使うと、どの周でどんな操作をすればいいのかわかりやすいのでお勧めです。今回の計算結果を描きだすと、↑こんな感じになりました。減目の方法は、段の初めの2目を右上2目一度、段の終わりの2目を左上2目一度で編んでいます。(・・・が、これ、段の終わりで左上2目一度、次の段の初めで右上2目一度にしたほうがずれが少ない気がします。この辺はお好みで。)最後に、ゴム編み部分を7段編みますが、2目ゴム編みで編むので目数が4の倍数になっていないときは調整します。私は84周目でもう1回分余計に減目をすることで、最終的に袖口の目数が44目になるようにしました。説明が大変くどくなってしまいましたが、これで一応、編む前の準備は完了です。ここまで厳密な計算などしなくても、体に当てながら編むことも出来るので、慣れている方や面倒だなと思った方は、すっ飛ばしてもなんとかなるかもしれません(笑)そのあたりは、適宜調整していただければと思います。次回からは、ポイントとなる編み方の動画とともに、実際に編む手順を解説していきたいと思います。↑次回はこちらからどうぞ。
           



  一枚袖からラグラン袖 ラグラン応用2.  

  こんにちは、Knit BRANCHです。 今回は、編んでいるセーターを使って、ラグランセーターのとじはぎの手順をまとめます。編んだパーツを並べると最初の写真のようになります。手前が前身頃、その反対が後身頃、両サイドが袖です。 こんな形になるように、とじはぎしていきます。   Commented …                      ラグラン応用2(パネルラインを利用したラグラン袖)です。 セットイン袖(普通袖)は、袖山の高さによって袖の落ち着く角度が異なります。 このパターン展開は、身頃と袖を一体型にするための方法です。  

  袖下のメカニズム.  

 

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  ラグラン袖ジャケットの講習会 テーラーのひとりごと.

 

      ******************************************************************** 何故なら**********************   ●    特に、ラグラン前身頃、袖ぐりの線の書き方は婦人の腕の付け根にぶつかり     ************************* しかし!どの様な書き方でもそれは自由。     

  D002 ラグランブラウスの製図pdf 池袋 …  

型紙起こしの仕事完成全貌公開セミラグランのブラウス . 図解致しました。セットインスリーブです。袖山の曲線はAH寸法にいせ分として+2~3cm入れます。ニットだとゆとりは入りやすいので、アイテムによっては大目に入れてもいいかもしれません。 ラグラン袖の作図方法     みなさんこんにちは。先日ノースリーブの作図方法をご紹介しましたが、袖のあるものを作れるよう、袖の作図方法もご紹介致します。  目次身頃の作図はノースリーブ作成に向けて ~作図方法~ をご覧ください。↓↓↓図解致しました。セットインスリーブです。袖山の曲線はAH寸法にいせ分として+2~3cm入れます。ニットだとゆとりは入りやすいので、アイテムによっては大目に入れてもいいかもしれません。 こちらも図解致しました。ラグランスリーブはセットインスリーブと作図方法が大きくことなります。ゆとりもセットインスリーブより多く入っていることがわかって頂けると思います。最後は袖山線で切り開き、前袖を反転させます。トレーシングペーパーなど裏側に透ける紙を用いると便利です。ノースリーブ作成に向けて、パーツを編み進めています。それでは、また。東京ニットファッションアカデミーで学び、入学前まで全く編み物が出来なかった身として、発見したことや気づいたことをお伝え出来ればと思っています。





袖山の作り方 ボディスメジャー. ラグラン製図方はいろいろな考え方であらゆる本に記載されています。 しかし!どの様な書き方でもそれは自由。 一様はラグラン袖にはなります。 しかし婦人が着た時、どうなるか ! が問題であって.   トップダウンのラグランセーターの編み方2回目。寸法と目数・段数をもとに簡単な設計図を作るネックから編む編むラグランセーターの編み方、2回目です。↑第1回目をご覧になりたい方はこちらから。今回は、前回求めたセーターの寸法と

         ●   貴女には袖下が大きすぎてだらしの無いコ-トになり       Blusa Cava Americana Com Manga ラグラン袖の製図 型紙.

        ラグランスリーブの作り方 ラグランスリーブの作り方 後身頃襟無し 原型を紙の上に置き左端に後中心の原型を重ね外回りの角をキッチリ移して原型を外します後中心から原型のネックポイントに直角線を少し長めに引きます後中心から好みの.