パリーグ プレーオフ 2004

なお、第3戦と第4戦はテレビ朝日系列で放送する予定だった。 これは、前2年間のレギュラーシーズンを1位で通過しながらいずれも第2ステージで敗れ、優勝を逃した本年の出場球団は、シーズン1位のなお、3位のソフトバンクは(西武1勝) この年は阪急とロッテのプレーオフで、ロッテが3勝0敗でリーグ優勝となりました。 昨夜、西武のパリーグ優勝が決まりました。優勝決定戦に相応しい、いい試合だった……両チームの健闘を称えたい、そして西武の優勝を祝福したい。でも……親会社がこんな時だからこそ、判官贔屓でダイエーに勝たせたかった……残念! 今年から導入されたプレーオフ制度、どの試合もおおいに盛り上がって、興行的には大成功と言えるでしょう。消化試合を行なうセリーグを尻目に、プレーオフの中継を楽しんだ数日間でした。 かく言う私は、今季からパリーグに導入されたプレーオフについて、よくわかっていなかったので、ここで改めて整理しておきます。《プレーオフ第1ステージ》  つまり、公式戦の順位により、多少アドバンテージが認められていましたが、今季のダイエーのゲーム差は4.5だったため、1勝のアドバンテージは与えられなかったわけです。このあたりもダイエーとしては不運だったように思います。もう少し公式戦が重視されてもいいのではないでしょうか? プレーオフを見ていてつくづく感じたのは、松坂や城島や新庄をはじめ、パリーグにも魅力ある選手がたくさんいること、そして何よりも、いい試合を見れば野球の面白さがわかり、テレビのチャンネルを合わせたい、ひいては球場に出向きたいと思うようになること。 ゴタゴタ続きのプロ野球界は来季の布陣さえ未確定ですが、プロ野球に携わる人たちが球界全体の発展を考えてそのために努力すれば、決して暗いものではないはずです。今やジャイアンツだけに頼って、パラサイトしていればよしという時代ではないと思います。 この年は西武と日本ハムのプレーオフで、西武が3勝1敗でリーグ優勝となりました。 (西武1勝1敗) (西武1勝2敗) 昨日たまたまプレーオフの最終戦を見ました。良い試合でしたね。9回裏のダイエーの攻撃、良く同点まで追いついたと興奮しました。あそこで勝ち越せなかったのが敗因でしょうか。投稿: 長いシーズンを戦って一位を取ったチームが日本シリーズに出投稿:  minoさん、なおくん(さん無しで失礼!)、こんばんは。コメントをありがとうございます。>minoさん>あそこで勝ち越せなかったのが敗因でしょうか。 そう、あそこで松中が打っていれば……ですね。松中にとっては三冠王の味がちょっと苦いものになってしまいましたね。プレーオフがなければ、優勝と三冠王、Wの喜びだったのに……。>なおくん 本来は公式戦の1位が優勝というのが筋ですよね。プロ野球だから、興行としての側面もあるけれど、何となくすっきりしないのは確か。試行錯誤しながら、よりよい方法を模索してほしいものです。投稿: アメリカと違って、リーグ内でプレーオフというのがアレかもしれませんね。投稿: >ネクターさん はじめまして。コメントありがとうございます。 ネクターさんのサイトを見せていただきました。>「レギュラーシーズン優勝旗」というものがダイエーに贈られたそうです。これを知って、ちょっと安心しました(^^)。ま、優勝旗が2つあるのもナンですけど。優勝は優勝にして、セの1、2位とパの1、2位がたすきがけで日本シリーズを行なったらどうでしょうか?投稿: この記事へのトラックバック一覧です: 受信: 2004/10/12 10:29

TB返し&コメントどうもです。投稿: グーパパ | 10月 26, 2004 09:16グーパパさん、どうもありがとうございます。私もプレーオフに関しては、多くの他の人の考えを聞き、いろいろ考えさせられました。しかしながら、こんなのは夢物語。ウェーバー方式、サラリーキャップ、FA、放映権一括管理など、規模は違いますが、大リーグやNBAやNFLなどで、興行的に成功している方式もありますし、ファンも支持するやり方もあるのに、何ら前進も改革もしないNPBに、幻滅の繰り返しですね。まぁ、難しいのは分かっていますが、難しいからこそ、理想なんですけど。(笑)投稿: パリーグのプレーオフ、ゲーム差を勝利数プラスではなく、投稿: TM | 12月 06, 2004 17:29 だから、ダイエーがどうこうではなく、結論からいえば私はプレーオフは始めから反対です。なんのために136試合してきたんだ???それなら最初からトーナメントで優勝決めればいいじゃん(笑)。それやったら年に何回も優勝ティーム作れまくるで(笑)まあ価値がなくなるだろうが・・・・・投稿: 田澤 | 9月 19, 2005 13:57田澤さん、コメントどうもありがとうございます・・・って、古い話題にくれましたねぇ。136試合も何のためにやるのか・・・それは長丁場のペナントレースの戦い方で、まず順位を決め、次にプレイオフで短期決戦+トーナメント形式で真の年間チャンピオンを決める、そう思えば良いと思いますけどね。(笑)大リーグは、全30チーム中、8チーム(26.7%)がプレイオフに進出。NBAなど、11月開幕で、4月中旬まで戦って、半分以上がプレイオフに進出します。(笑)半数がプレイオフ出るとは・・・と言う数が気になるのは、単にこのシステムに慣れていないだけだと思いますよ。投稿: あんた経営者だろ?投稿: | 10月 01, 2005 16:15↑に続く1位をとっても、2位や3位のチームに優勝をさらわれるのは不公平だ、ズルイという意見も聞かれますが、それを言うなら、シーズン開始前からプレーオフは決定されていたわけですから、ズルイと言われるならご自身でその方法、自分達が2位や3位になって、最後で逆転優勝する戦法を選択すれば良かったのです。とありますが、わざと2位に落ちたり、わざと負けるなどが頻繁に起きる可能性を持つペナントの価値が落ちていないとはどういうことでしょうか?負けていい試合などあってはいけないと思うのが倫理でしょう。投稿: あsdg | 10月 01, 2005 16:52あsdg さん、コメントありがとうございました。ただ、次回は名前をもう少しきちんとした物にしてね、レスを返すにも呼びかけられないよー。(笑)記事が1年前のものですので、あsdg さんのコメントをきっかけに、また今年もプレーオフの季節なので、新しく記事にします、読んで下さい。投稿: 毎年、ホークスだけがいじめられてるようで投稿: 圭輔 | 10月 17, 2005 22:01圭輔さん、コメントありがとうございます。今は、ダイエーが負けた事もあって、感情的に怒ったホークスファンが、方々で「プレーオフ否定」を激しく行っておりますので、しばらくは静観しておきます。(笑)(笑) ホークスファンから見ればそうでしょうな。ただ、昨年度と言い、今年のプレーオフと言い、あれほど密度の濃い試合を見せられた、見られた事は、感謝すべきですよ。ヘタクソ同志の1点差じゃない、優勝を争う密度の濃い試合でした、悔しい気持ちも分かりますが、もったいないなー。投稿: やっぱり今のプレーオフはおかしい。投稿: papa | 10月 18, 2005 12:24そもそもプレーオフ自体の存在が愚である投稿: 正義 | 10月 18, 2005 17:44昨年の記事にコメントが多いと言うことは、どこかにリンクされているんですね。(笑)今年も書いたのでよろしく。基本的には、あちらも同じリーグ内では総当たりなので、構図はパリーグとほぼ同じですね。(交流戦で、対戦相手が違うけど)つまり、地区優勝だから良いというのは、パリーグも西日本地区優勝ホークス、中日本地区優勝マーリンズ、東日本地区優勝ファイターズ、で、ワイルドカードでライオンズの4チームでやれば良かった、と言う理屈と同じだけど、これで許せる?でも、それじゃ今度はチーム数が違うとか言うんですよね。(笑)真剣に考えているファンの方が、バカを見る状況でしたからねぇ。欲を言えば、プレーオフに慣れていないホークスが、1試合目から気持ちで乗っていけず、気迫でマーリンズに劣っていた事かな、そこが最後の勝敗の差に繋がったと思うけど。投稿: 正義さんここは、2chのような掲示板じゃないので、ブログのコメントに、書き捨ては止めて欲しいな。存在が愚かだと思うのであれば、理由を書いて欲しいものです。今年も書いたので、正義さんもpapaさんのように、意見をよろしくね。投稿: この記事へのトラックバック一覧です: 受信: 10月 13, 2004 08:41受信: 10月 24, 2004 08:59受信: 10月 24, 2004 20:09

今年のプロ野球界は、本当に動乱の年でした。その締めくくりに、パリーグが初めて導入したプレーオフがありました。もっとも、アドバンテージ面で、ホーム&アウェイの差だけで良いのかと言う疑問や、今後に向けての改善面は、議論の余地あると思いますが、総合的に見てのプレーオフは、今回は非常に良かった。ペナントレース終盤の3、4位争いが盛り上がったのは言うまでもなく、5ゲーム差以上が開けば、1勝分のアドバンテージと言う条件も、最後までダイエーと西武の戦い方に緊張を持たせたもので、賞賛されるべき条件だった。結果的に、3勝2敗で西武が勝ったわけですが、ペナントの最終戦でダイエーが西武に勝っていれば、ゲーム差が5ゲーム差以上が開いたわけで、そうなっていれば、プレーオフもダイエーが2勝をした時点で、優勝が決まっていたわけですから、ペナントの1位と2位の最終ゲーム差の、わずか0.5差が、プレーオフにも劇的に影響をもたらせたわけで、この5ゲーム差という基準も、非常に効果的な案であった事がわかる。このように、機構側と選手側、出来ればファンも参加して、1つの企画、新しい試みを考えて導入できれば、これからも面白い制度、システムが出来る気がして、賛成したいですね。ところで、ネットを見ていると、不満だった方が声を上げる傾向が強いので、ネットでは目立つと言う理由もあるのでしょうが、意外に多くの方が、プレーオフ制度に反対している、不満を持っている事に、正直な話し私は驚いています。確かに、シーズン前にプレーオフ制度が導入される事が発表された時、反対の声も聞かれたのは事実ですが、現在の反対、批判の声はそれを上回るもので、結果を見て怒っているとしか思えないほどの多さ。ダイエーファンが、内心納得しない理屈は、分からないでもないが、シーズン途中でルールが変わったわけでもなく、最初から決まったルールでシーズンを戦って来たわけですし、それを負けたから、「やっぱり反対」「シーズンの価値が無い」などと声を荒立てるのは、多少大人げない気はしますね。ペナントレースか、プレーオフか、どちらが優勝を決めるのにふさわしいと考えるかは、これはもはや個人の感性の差、もしくは制度に対する慣れの問題もあるでしょう。そもそも、ペナントが1位だったダイエーが優勝出来なかった事で、「1位のチームが優勝出来ないのは、やっぱりおかしい、ペナントの意味がなくなる」という意見も聞かれますが、私から見ればそりゃ当たり前です。そもそも、プレーオフとは1位だろうが3位だろうが、プレーオフに出場できる全てのチームに、優勝できるチャンスを与える事であり、今回のNPBのように、1位のチームにはかなりのアドバンテージがあったにもかかわらず、1位のチームが優勝を逃してしまう、不利な条件で逆転優勝をする可能性がある、そこに、プレーオフを導入する意味があるのですから、1位が優勝できなかったからおかしい、と言った感じに受け取れてしまうような言い方は、プレーオフそのものを理解していないと言っても、過言じゃないでしょうね。私は、以前からアメリカスポーツで、MLBはもちろん、NFLやNBAなど好んで見てきた事もあり、プレーオフには全く違和感などなく、むしろ導入にはシーズンの変化をもたらせるので、大賛成であり、個人的には以前から導入するべし、と言う考えでした。 長い間戦って、チームの成績を決めるペナントレースの意義は、プレーオフを導入してもそれ自身、何ら色あせることはない、私はそう思っています。つまり、ペナンとレースの意味がなくなる、そう感じるのは、あくまでも見ている人、ファンの方で、そのように見てしまうからだと思います。今年のパリーグも、例年なら7月の時点で、3位以下のチームは消化試合になってしまい、なんら、緊張感も意味もない試合が3ヶ月ほど続いた事でしょう。プロ野球、パリーグを盛り上げるのに、最後まで選手もファンは諦めない、そんな試合が出来るのですから、制度的には何が悪いのか、個人的にはさっぱり分からない、と言いたい気はするんですね。(笑) あと、余談ですが、私がプレーオフに賛成する理由は、もう一つあります。ネットでは、プレーオフを導入するなら、セリーグもやらなければ不公平なだけ、意味がないと批判する人もいますが、セリーグも導入するのが、私はベストだと思ってはおりますが、今年の選手会のストがあるまでは、セリーグは読売人気にオンブに抱っこでここまで上手くやってきて、何ら自分達で変革をしようとも、パリーグに対し歩調を合わせようともしてきませんでした。もちろん、セパによる交流戦でもセのオーナーの反対で実現せず、放映権料の話しも含めて、いろんな案がパリーグから出されてきましたが、その都度、危機感を持たないセリーグのオーナーに無視されてきたわけです。その中で、パリーグだけでNPB規約に違反しない形で、新しい試みを行ってきたパリーグの評価をしているからです。