スピーカー 海外 車
音楽をよりいい音で楽しむためにも、せめてスピーカーくらいは、純正品から市販品に交換したいモノ。お手頃価格で買えるようになった海外ブランドのスピーカーは、音も個性的で狙い目。そんな海外スピーカーに手軽に交換するポイントを紹介。(2ページ目) カースピーカーのおすすめ商品をコアキシャルとセパレートの両タイプからピックアップ!ケンウッド、アルパイン、カロッツェリア(パイオニア)などの日本メーカーと、JBL、キッカー、イートン、フォーカルなどの有名海外ブランドの人気商品をまとめました。交換して車内の音質を向上させましょう!カースピーカーのおすすめ商品を、ケンウッド、アルパイン、カロッツェリア、クラリオンなどの日本メーカーと、JBL、キッカー、イートン、フォーカルなどの海外ブランドの両方から紹介。コアキシャル、セパレート、ハイレゾ音源対応商品など、1万円未満で買える価格帯のものから、メーカー希望小売価格6万円台の商品まで幅広くまとめています。カースピーカーを社外品に交換する場合、まずはコアキシャルタイプかセパレートタイプのどちらにするかを検討しましょう。コアキシャルとは「同軸」という意味で、低音域と中高音域を出すスピーカーが一体となっているモデルを指します。メーカーによっては、「フルレンジ」と呼ぶこともあります。コアキシャルは、バランスが良いのが最大の特長で、車の純正スピーカーの多くがこのコアキシャルタイプです。純正から社外品に交換するだけで、音質が向上したのがわかります。デメリットとしては、高音域や低音域が弱くなりがちな点、純正スピーカー同様ドア下部に装着するため、臨場感に欠ける点が挙げられます。セパレートは、低音を鳴らす「スピーカー(ミッドレンジ又はウファ―)」と、中高音を鳴らす「ツイーター」が存在します。2つないし3つの機器によって再生する音が役割分担されているため、より細かい音の表現が可能で、コアキシャルに比べて臨場感も増します。中高音を担当する「ツイーター」は、ダッシュボードやピラーなど耳に近い場所に設置することが多く、純正のツイーターがある場合は交換も可能です。ただし、ツイーターは置き場所によって聞こえ方が変わるので、サウンド調整が必要です。人の好みやメーカーの特色によっては、ツイーターから発せられる高音域を「キンキンする」と違和感や不快感を覚えることもあります。カースピーカーの一般的なセパレートタイプは2WAYが主流ですが、中には3WAYといって、より細かな音の表現が可能なスピーカーが存在します。ただし、3WAYは3種類のスピ―カーが使われていますが、2種類はドア下部に設置するメインスピーカーとして一体となっており、残り1つはツイーターです。設置そのものは一般的なセパレートタイプと変わりません。ハイレゾとは、高解像度な音源、簡単にいうとCDなどに比べて非常に高音質な音源を指します。高音質=情報量が多いということですから、ハイレゾ音源をそのまま味わうためには、ハイレゾ対応機器が必要です。日本メーカーが販売するカースピーカーの場合、ハイレゾ音源の再生に対応している機器には、一般社団法人日本オーディオ協会の「ハイレゾ対応マーク」がついているケースが多いです。「対応マークがない=再生不可」ではありませんが、車内で積極的にハイレゾ音源を聴きたい人はカースピーカー選びの参考にしてください。カースピーカーのおすすめ品を紹介します。日本では、ケンウッドとアルパイン、そしてカロッツェリアをブランドとして保有するパイオニアの3社が特に有名です。ケンウッド 17cm 3wayセパレートカスタムフィット・スピーカーKFC-XS174Sケンウッドのカスタムフィット・スピーカーのフラグシップモデルXSシリーズに2020年新作モデルが登場。ケンウッド初の2wayツィーター採用し、中央にスーパーツィーター、その外周にツィーターを配置することで、細かく豊かな音の表現を可能にしています。ケンウッド 17cmセパレートカスタムフィット・スピーカーKFC-RS174Sケンウッドのカースピーカーでエントリーモデルに位置していたRSシリーズ。2020年モデルはラインアップを一新していますが、RSシリーズとして初めてハイレゾ音源に対応した17センチのKFC-RS174Sと16インチのKFC-RS164Sは特に注目のモデルです。KFC-RS174SとKFC-RS164Sは、ともに新設計ツィーターを採用し、ハイレゾサウンドに対応。スピードある低音と鮮やかな高音の広がりを実感できます。RSシリーズの特徴である「ダイヤモンドアレイパターン」も採用されており、クリアな音質も健在です。ケンウッド 17cmセパレートカスタムフィット・スピーカーKFC-XS1703KFC-XS1703はケンウッド自らが「最高音質」を謳う最上位モデルのハイレゾ対応カースピーカーです。ハイレゾ音源ではボーカルの息遣いがわかるほど1つ1つの音がクリアに聞こえ、車内がいっきに臨場感あふれるライブ会場に早変わり!多くの国産車とメジャーな外国車で、純正位置へのツィーターの取り付けが可能です。適合車種はメーカー公式で確認できます。ケンウッド 17cmセパレートカスタムフィット・スピーカーKFC-US1703ケンウッド最高ランクのXSに次ぐ、中間ランクに位置するカースピーカーがこのUSシリーズです。「躍動感」をテーマに商品開発が行われたセパレートモデルで、パワフルな低音が車内に響きます。ドラムやベースなど楽器の音をよく聞きたい、ロック好きの人には特におすすめです。ハイレゾ音源にも対応しており、マルチブラケット標準装備で350種類以上の国産車に対応しています。ケンウッド 17cmカスタムフィットスピーカーKFC-RS173RSシリーズは、ケンウッドのスピーカーの中ではエントリーモデルに位置し、カースピーカー市場全体でみても低価格なモデルです。ダイハツ以外の国産車とフォルクスワーゲン車に対応しており、マルチブラケットが同封されている点もポイント!別売りオプション不要で、コスパの高さが一層際立ちます。カロッツェリア(パイオニア)17cmセパレート2ウェイスピーカーTS-V173STS-V173Sは、カロッツェリアのカースピーカーの最上位モデルで、「メーカー希望小売価格6万円」の高級品。カーオーディオ界をリードしてきたカロッツェリアがハイレゾ音源に対応するため、最先端の音響テクノロジーを搭載し、2017年に発売しました。再生周波数が31Hz~65kHzと非常に広いのはハイエンドモデルだからこそ。更に超高音域までクリアに響かせるツイーター、重厚な低音を奏でるウーファー、それぞれが独立した個別アンプで駆動することで、カースピーカーとは思えないような音質を実現しています。カロッツェリア(パイオニア)17cmセパレート2ウェイスピーカーTS-C1730SカロッツェリアのフラグシップVシリーズの次クラスに位置するCシリーズのセパレートタイプ。TS-C1730Sは、純正ツイーターがない車種でもダッシュボード上に手軽に取り付けでき、聞こえ方を手で微調整できるのがポイントです。専用設計されたツイーターは中高音域の音質に非常にこだわっており、口コミでの評価も上々です。純正との交換希望なら、埋め込みタイプで性能が同じTS-C1736Sがラインアップしています。カロッツェリア(パイオニア)17cmコアキシャル2ウェイスピーカーTS-F1740Fシリーズはカロッツェリアのエントリーモデルですが、ハイレゾ音源に対応しているのが最大の特徴。17センチのF1740以外に、16センチのF1640、10センチのF1040がラインアップ中です。再生周波数30 Hz~58kHz、バランスのとれたクリアな音質で、はじめて純正品から交換する人も違和感なく馴染めるカースピーカーです。トヨタ、日産、マツダ、スズキ、ホンダ車なら、セットのブラケットでそのまま取り付け可能です。アルパイン 18cm セパレート2ウェイスピーカーX-180S一般的なカースピーカーの最大サイズは17センチなので、18センチは大口径サイズと言えます。アルパインの17センチスピーカーと比較すると、振動板面積は1.48倍。より迫力ある中低域サウンドを楽しめます。再生周波数22Hz~66kHzと数字で見ても、低音がよく出ていることがわかります。さりげないゴールドの装飾もエレガントです。アルパイン 17cm コアキシャル2WAYスピーカーX-170Cアルパインで最高ランクに位置するXシリーズ、セパレートが中心のラインアップの中でX-170Cは取り付けが簡単なコアキシャルタイプです。クリアでバランスのとれた音質が特徴で、ハイレゾ音源の再生にも対応しています。リアスピーカーとしてもおすすめです。アルパイン17cmセパレート2ウェイ グレードアップスピーカーSTE-G170Sアルパイン・グレードアップシリーズ初のセパレートタイプSTE-G170S。セパレートタイプとしては安価ですが、純正カースピーカーからの交換ならはっきりと違いを認識できます。クリアで伸びのある高音域が楽しめるので、女性ボーカルを聴くことが多い人には特におすすめのカースピーカーです。クラリオン 17cmセパレート3WAYスピーカーシステム(2本1組)SRT1733SクラリオンSRT1733Sは、特にボーカル強化に注力したミッドレンジスピーカーを搭載した3WAYタイプのカースピーカー。J-POPはもちろん、幅広い曲で、純正との違いを実感できます。ツイーターは簡単に角度を調整できる「バリアブルアングル構造」で、ホンダ・トヨタ・日産車なら同梱のブラケットが使えます。セパレートの3WAYタイプで1万円台というのは相当コスパが高いです。クラリオン17cmマルチアキシャル3WAYスピーカー(2 本1組)SRT1733コアキシャルタイプですが、チタン蒸着MIPP ウーファーコーンに、3cmのミッドレンジと50kHZ再生まで対応するツイーターを組み込んだ3WAYタイプです。響音 2WAYコアキシャルスピーカー 16cm CH-226「響音(KYOTO)」の16センチカースピーカーCH-226。「高音がクリア」「低音が響く」といった目立った特徴はありませんが、純正からの交換なら十分に違いを実感できる低価格な社外スピーカーです。リアスピーカー用として買い求めるユーザーも見受けられます。ソニックデザイン ソニックプラスソニックプラスは、千葉県にある株式会社ソニックデザインのカースピーカーで、全国のカーディーラーやカー用品店などの取扱認定店で購入・取り付け可能です。ベンツ、BMW、ミニ、アウディなど輸入車にも対応しています。ドアに確実にフィットする車種別専用設計で、「音漏れしない」と口コミでも評判!純正っぽい見た目なので、交換したことを知られたくないときにもおすすめです。カースピーカーは大きく3グレード存在します。参考までに、プリウ50系ならスタンダードモデルのフロントスピーカーで67,000円~です。アメリカ、ドイツ、イタリア、フランスなど、海外メーカーのカースピーカーを紹介します。海外製は国産ブランドとは音の表現が異なるので、オーディオ専門店などがある場合は聞き比べてみるのもおすすめです。JBL STADIUM GTO 600CJBLはサムスンの子会社ハーマン・インターナショナル・インダストリーズが保有するオーディオブランドで、本社所在地はアメリカです。STADIUM GTO600CはJBLの中ではミドルクラスに位置し、JBLのスピーカーを初めて体験する人におすすめのモデルです。JBL CLUB 5020JBLのエントリーモデルCLUBシリーズのコアキシャルタイプ5020。振動版には紫外線対策を施したポリプロピレンを採用、ツイーターには熱や振動に強いPEI素材を使用など、暑さ・寒さ・振動にさらされるカースピーカーの耐久性に配慮したモデルです。JBL CLUB 322Fカリフォルニア発祥世界最大手のオーディオブランドJBLが2020年にエントリーモデル「CLUB」シリーズの新作モデル6種類を発表しました。2020年発売の新作モデルは、以下の6種類です。エントリーモデルCLUBシリーズの中でももっとも安価なCLUB 322Fの画像とスペックを記載しています。もっともハイグレードな「CLUB602CTP」でも価格は22,000円程度です。KICKER CSC674キッカーは米国のオーディオブランドで、CSC674は16.5センチのコアキシャルタイプのカースピーカー。米国製スピーカーは個性が強いものが多く、キッカーは日本製に比べて「パワフルでメリハリのきいた音質」と評されることが多いブランドです。CSシリーズはエントリーモデルに位置し、純正からの交換におすすめです。Infinity Kappa 62.11iインフィニティは元NASAの物理学者が設立した少し変わった歴史を持つ米国のオーディオブランドです。1968年の設立以降、優れた技術開発によって繊細な音の表現を実現してきました。Kappaはインフィニティを代表するシリーズで、62.11iはウーファーとソフトドームトゥイーターを同軸配置したコアキシャルタイプのカースピーカーです。高音域に定評のあるブランドですが、「PlusOneテクノロジー」を採用して音圧を向上させています。ETON PRS-165.2 16cm 2WAYセパレートセットイートンはドイツに本社と自社工場を持つ1983年創業のオーディオメーカーです。BMWの上級車種の純正オプションにも採用されています。イートンはハイエンドモデルでは数十万円を超える商品もありますが、PRS-SERIESはセパレートタイプで、比較的価格も手ごろ。2WAYのPRS-165.2と3WAYのPRS-165.3がラインアップ中で、ツイーターには19mmのシルクドーム振動板を採用し、ナチュラルで心地よい高音を再生します。低音域もよく響き、艶のあるヨーロッパサウンドが楽しめます。見た目がおしゃれなので、ネットグリルなしでの装着がおすすめです。MACROM M2S-62マクロムは、イタリアのオーディオメーカーとして欧州で高い人気を誇るブランドです。創業はドイツなのですが、後に本社をイタリア・ミラノに移転しており、現在はイタリアブランドと見なされています。マクロムM2S-62は、16センチの2WAYタイプのセパレートタイプ(コアキシャルの「M2C」も存在)。ツイーターは25mmソフトドームタイプで、このクラスでは大口径サイズと言えます。FOCAL ES 100 K国産車のカスタムフィットスピーカーは16・17センチが主流。しかし、輸入車の純正カースピーカーは日本製に比べて薄型・小型なので、マッチングするスピーカーを探すのが一苦労というオーナーも多いでしょう。フォーカルは、フランス高級オーディオメーカーであり、輸入車にも適合するカースピーカーの取り扱いが豊富です。BMW車には、BMW専用キットが付属した「ES 100 K for BMW」存在するので、装着が容易で、人気の社外スピーカーとなっています。なお、フォーカルのオーディオは「明るく華やかな表現」と評されることが多く、特に女性ボーカルが得意と言われています。普段から車内で音楽を楽しんでいる人は、ぜひ車用スピーカーを純正品から社外品へ交換してみてください。マツダなど一部のメーカーではオプションでBOSEなどの有名カースピーカーを採用していますが、基本的にカースピーカーはコスト削減の対象になりやすい部品です。そこまで音質にはこだわらない人でも、フロントスピーカーを社外スピーカーに交換するだけで、音質が向上したのがはっきりとわかります!もし、もっと低音を出したいと感じた方は、サブウーファをセットで装着するのもおすすめです。カースピーカーおすすめ商品の関連記事車内グッズ特集カースピーカーおすすめ商品Copyright © 2017-2020 COBBY All Rights Reserved.