ウォーキングデッド 8 つまらない
こんにちは!たまもっさんです。 ウォーキング・デッドシーズン8が始まり、前半は残すところあと2話。 どうです?はっきり言ってどんどんつまらなくなってきてませんか?シーズン7よりマシだけど。 でもね、私はみんなが言うほど、つまらないとも思わない。 スポンサーリンク この記事を気に入って下さったら…スポンサーリンクスポンサーリンク当ブログの実績:2017年10月に68万PV達成。【テーマ】引用をストックしました引用するにはまずログインしてください引用をストックできませんでした。再度お試しください限定公開記事のため引用できません。 ウォーキング・デッドシーズン8を最後まで見ました。第8話で衝撃的な出来事が起き、それを受けてのシーズン後半だったわけですが、結論から言うとけっこう面白かった。しかしアメリカではこれまで好調だったシリーズがここに来てやや低迷していて(それでも高視聴率なほうですが)ドラマの行方についていろいろ言われています。まあ、視聴率が下がったというのもなんとなく理解できます。結局、同じことの繰り返しが延々と続けられることにみんなが飽きてしまった。ゾンビの群れをかい潜って安住の地にたどり着いたと思ったら、今度は人間同士の争いで安全地帯崩壊。裏切りもの、敵側の人間などを殺すかどうか逡巡しながらまたゾンビをかい潜って次の安全地帯を目指す…。その時々で敵対する集団は変わりますが、ようするにこれの繰り返しなわけです。で、もう結局飽きが来ちゃったと。それから根本的なキャラクターの魅力が薄れつつあるのかな、とも思う。シーズン7の冒頭でシーズン1から登場していた主要キャラがあっさり死んでしまう。それは仕方ないことかもしれないけど、この展開を受けて必然的になぜあるキャラが死に、他のキャラが残っているのかを考えてしまう。そして、いまの主人公側のメンバーにはそれほど活躍の度合いの多くないメンバーが結構いることに気づいてしまう。なんというか、メンバーの数は多いんだけど、個々がバラバラに行動していて数話に一度そのメンバーに焦点が当たるだけで、集団としての有機的な結合が感じられないんですよね。これはシーズン8でも同じで、救世主vsリック軍団という大きな構図を見せる上で余計なキャラクターが多すぎる、というか登場人物たちを描ききれていないように感じる。そうした印象をもった前半を見た上で第9話以降を観る。以下ネタバレがあるので注意してください。まず、8話でゾンビに噛まれてしまったカール。これはあまりにもびっくりな出来事だった。主要キャラと言うより、ある意味主人公クラスだと思っていたカールがここで脱落するとは。9話はそれを受け、ほとんどカールの追悼回とでも言うような内容。しかし、それがけっこう退屈。たとえ主人公クラスの人物であっても、もはや単体でその死のみを持って1話引っ張れるほどの力は持っていないのでした。ただカールは残る人々に手紙を書くという憎いことをしてくれます。そして、リックやイーニッドたちだけでなく、ニーガンにも手紙を残している。こうして、死してなお後に影響を残すところはさすが主人公級といえます。そしてシーズン8冒頭の、年老いたリックが平和そう暮らしている光景が、実はカールの想像だったということが明らかになります。このへんはきれいにまとまっていたと思う。しかし去る者は日々に疎し。その後はリックvsニーガン、リック軍団vs救世主の争いがメインになりカールくんのことは殆ど忘れられてしまいます。結局われわれが見たいのは救世主とその他地域の対決、その趨勢帰結であって、死者を追悼している余裕などないのであった。アクション的にはリックvsニーガンの1on1が楽しめ、その後はお互いの集団による侵攻作戦が展開されます。リックvsニーガンは周りがゾンビだらけの建物地下で行われますが、ゾンビが空気なのが笑えます。RPGでキャラのレベルが高すぎてスライムとかの雑魚ではダメージを受けないっていうのは、こういう感じなのかなと思いました。その後は、ニーガンの一時失踪からの救世主内部での反乱の兆し、それに困惑するドワイト。サイモンがニーガン不在の隙にリーダーになろうとし、その後ニーガンが戻ってからもニーガン暗殺を目論むわけですが。もともとこの集団はニーガンのカリスマ性、凶暴性によってまとめられていたもので、ドワイトのように暴力で無理矢理服従させられているものも大勢含まれているはず。そしてサイモンも、ニーガンがリックに攻撃され行方不明になったことで権力争奪を画策する。今まではだれもがニーガンに従い、周りも言うとおりに物資を供出してくれていたけれど、リックたちが登場してからはそうは行かなくなった。そういう意味ではこの反乱劇もリックやマギーの影響によるもので、救世主は戦闘で被害を受けるだけでなく、組織内部でも質的な変化が起きている。この辺りから最後の衝突まではなかなかおもしろく、ドワイトをダシに使ってリックの一歩先を行くニーガンや、絶体絶命のピンチを迎えながら、当てにしてなかった偶然とも言える僥倖で切り抜けるリックといういつものパターンがハラハラドキドキで楽しめます。ドワイトは結局こういう、スパイをしようとして失敗する小物のような扱いなんだなあ。そしてこのシーズンで一番感じたのはラスト。これ、このシーズンで完結していたとしてもおかしくない展開になっていると思う。それまでは安住の地が破壊されてさまようところとか、絶体絶命の危機を迎えたところとかで最終回、っていうのが多かった。しかし今回はニーガンとの争いに決着がつき、それぞれの集団に平穏が戻ったところで終わっている。そしてその終結についても、亡きカールの遺書に従ってお互いに手を取りあって人として再建していこうという前向きなもので、なんというか放浪の果てに息子の死によってようやく正しい道を見出したリック、という一つの区切りになるものになっている。もちろん、途中の回で現れたヘリの正体や新たに登場した3人組という謎はあるし、こんどはリック側に内部分裂か?と思わせるラストでドラマ自体が続いていくことは間違いないんだけど。そういう引きをなくして、ラストをもうちょっと盛り上げる演出にしていたら、このシーズンでドラマ終了していてもおかしくないと思ってしまうような最終話だった。しかし地域別の覇権争いがひとまず落ち着いたところで、次に起きるのはなんだろう。今度は今まで仲良しだった集団同士のパワーバランスが崩れるのか?それだとあまりに閉塞感があって、ますます視聴率が減りそう。謎の3人組はかなり資源もたくさん持っていそうだし、彼らの所属する集団がでてくるんでしょうね。ヘリコプターも同じ人たちのものかもしれない。対立するのでなければ、世界を再建する方向に向かったりするのか。個人的にはまた新しい集団と接近し、軋轢が生じ、対立、といういままで繰り返されたパターンから脱却してほしい。制作側はこのシリーズを続けられる限り続けて、スピンオフも含めてウォーキング・デッドワールドを作り上げたいらしいけど、失速する前にきれいな結末を見せてほしい。同じ展開をだらだら続けるくらいなら、宇宙人が襲撃してきてみんなで協力して戦うとか、まったく違う方向に向かってほしい。そんなことを思ったシーズン8でした。結局、シーズン9も観るでしょう。 ウォーキング・デッドはなぜここまでつまらなくなったのか? 配信情報・まとめ; 最終更新日: 2019.11.22 海外ドラマというジャンルにおいて定番中の定番で日本でもかなりの人気を誇っているウォーキング・デッド。 SHAREシーズン8が放送中のFOXチャンネルの大人気ドラマシリーズ「ウォーキング・デッド」。でも私はついにリタイアすることにしました。観るのを終わりにするんです。最終回ですよ、私のなかでは。笑私と一緒にこれまでウォーキング・デッドを長年観てきた家内とともに。かつて私はこのブログで、「ウォーキング・デッドはシーズン8で終わりにしたほうがいい」なんて言いましたが、それが(私のなかでは)現実となってしまいました。さようなら、ウォーキング・デッド。これまでたくさんのハラハラとドキドキをありがとう。そこで今回は、私ら夫婦がウォーキング・デッドをなぜもう観ない決心をしたのか・・・・このことについてお話していきたいと思います。目次これまでもこのブログではウォーキング・デッドのレビュー(と言えるかどうかははなはだ疑問だけれど)をお送りしてきました。シーズン7までは(といってもこのブログでお送りしているのはシーズン6の途中からだけど)いたって普通のことを書いていました。「シーズン7はなんかつまんない」という意見が本国アメリカでもけっこうあったようでしたが、私はけっこう楽しんで観ていましたねシーズン7は。だって敵のボスであるニーガンが憎たらしかったから。シーズン7の第1話でレギュラーキャラだったグレンとエイブラハムを愛用のバット「ルシール」で撲殺するような狂気なキャラクター。それがニーガンでした。(グレンとエイブラハムが死んでしまったことがこのドラマの内容を薄くする原因のひとつだと今にして思いますが)そんなニーガンへの緊張感がシーズン7では漂っていたので、それなりに私は楽しく観ていましたね。ところがところがそのニーガン、シーズン8になると途端に小物臭がしはじめます。冒頭で主人公リックたちの急襲を受け防戦一方となるニーガンたち「救世主」。そんなところへボスであるはずのニーガンがなぜか最前線へ出てしまいます。このあたりが小物な感じがしますね。ボスだったらどっしり構えて裏で控えていなさいよ、と思いますね。挙げ句のはてにニーガンたらウォーカー(ゾンビ)に囲まれて、リックたちの仲間の偽善者神父のゲイブリエルとふたりきりになっちゃうし。そのあとのゲイブリエルとのやりとりがまた滑稽でニーガンの小物感がすごい。あの狂気なニーガンはどこへ行っちゃったの? ってくらい弱そうなんですニーガンが。ニーガンはこのドラマでは比較的新参者だからそれでもいいとしましょう。でも、もっと問題なのがこのドラマの最初からいるレギュラーキャラたちですよ。キャラ設定というか性格がブレブレ。とくに主人公のリックと人気No.1キャラのダリルのブレブレぶりが半端ありません。まずリック。リックはなぜ「清掃人」にあれほどこだわるんでしょう? 理解不能です。清掃人にはシーズン7の最後であんなに見事に裏切られたんですけどね。にもかかわらずリックはなぜかまた清掃人に協力をあおぎに行く。なぜ? だってかつてのリックは仲間以外の人間には徹底して敵意を向けていたのに。それを仲間にたしなめられるほどだったのに。意味がわかりません。次にダリル。このドラマの人気ナンバー1といってもいいほどのキャラクターであるダリルです。この人はかつては不穏分子でした。兄のメルルというサイコ野郎のために、腐っても兄弟だからという理由で、ことあるごとにリックたちに歯向かっていました。うーん懐かしい。でもその兄のメルルからの呪縛から解放されてから、不器用ながらリックたちの真の仲間となりました。このときからダリルは不器用ながらナイスガイの人気キャラに成長していきました。まるでドラゴンボールのピッコロのように。以前は主人公の孫悟空の敵だったのに、さらに強大な敵があらわれると共闘するようになり、最終的には仲間となります。「敵の敵は味方」というところですね。ピッコロやのちに出てくるベジータはこの流れをたどり、ウォーキング・デッドのダリルも似たような流れをたどりました。ピッコロやベジータやダリルがもともとは敵方だったのに仲間になったのは、キャラクターの魅力度が高かったからとも言えます。読者や視聴者に好まれる要素があったからこそ仲間となり人気者になることができたんですね。しかし最近のダリルったら、その魅力がまるっきり失われてしまいました。見た目や話し方が「クールガイ」なダリルなんですから、行動もそれに伴ってほしいと思うのが私だけでなく多くの視聴者の願いなはずです。しかしそのダリル、見た目や話し方がクールガイなのとは裏腹に、行動に軽率すぎるところがあって、軽率な行動のために仲間を窮地に陥れることが最近目に余るようになってきました。「人は学習して成長するもの」と私ら視聴者は思っているものの、なんども同じような失敗を繰り返すダリルに私は少し愛想がついてきました。そもそも私がなぜウォーキング・デッドを観るのをやめようと思ったか。それはシーズン8 第8話のあらすじを読んでしまったからです。そのあらすじはHuluにはこうありました。「清掃人の協力を取りつけ共に聖域に向かったリックだが、建物を包囲していたウォーカーの大群は一層され救世主たちが脱出したことを知る。(中略)救世主の部隊はそれぞれアレクサンドリア、王国、ヒルトップに行き反撃に出ていた。(後略)」これって前回の第7話で「聖域」の建物にトラックを突っ込ませたダリルの勇み足の結果ということですよね?今さらなぜダリルにこんなバカな行動をとらせるのか理解不能です。ダリルにさせないにしても、兵糧攻めにしてあとは「救世主」の連中がギブアップするのを待つだけだったのに、ドラマを盛り上げるためとはいえ、なぜ物語をひっくり返すようなことをするのでしょうか?これまた理解不能で「もう付き合いきれない」と一緒にあらすじを読んだ家内とともに「もういいよね」ということでウォーキング・デッドとさよならすることにしたのでした。物語がひっくり返るのと同じように、キャラの性格がひっくり返るのもウォーキング・デッドのおもしろいところ(皮肉)です。その最たるキャラがモーガン。モーガンはちょっと前までは憎き敵であろうと、なんぴとたりとも殺しちゃなんねえ、という思想の持ち主でした。以前にモーガンが心を入れ替えるきっかけとなった場面が回想シーンで語られましたね。でもそのモーガン、あることをきっかけにやっぱり敵は殺せ! という考えに変わってしまいました。まあいいんですよ。人の考えは変わっていくものですから。初志貫徹するキャラばかりのドラマなんてきっとつまらないでしょうし。でも振り幅が大きすぎるんですよね。モーガンは「ぜったい殺さない!」から「殺す! 殺す! 殺す!」が全開に押し出されるようになったんですもの。こんなことをされると視聴者としては戸惑ってしまいます。それまで不殺を心がけていたモーガンに視聴者が相対することで、視聴者としては命に対するなんらかの考えを持つと思うんですよね。(「命の大切さ」がどうたらなんて安っぽいことは言いたくないけれど)でもそのモーガンの考え方を真逆に変えてしまうと、モーガンのファンだった視聴者からしてみたらショックですよね。「今までのはなんだったんだ?」ってことになりませんか。それとも「人間なんてそんな簡単に変われるものじゃないんだぜ! ヘッヘッヘ」という制作側からのメッセージなのでしょうか。今となってはもうどちらでもいいですけどね。それまでリックの仲間たちは一つの場所にいることが多かったのですが、シーズン8はあちこちに点在しています。そのためそれぞれの場面で描かなければならないため、ひとつひとつのエピソードが弱くなり、キャラクターの存在感が薄くなってしまいました。ちなみにかつてのメインキャラの現状はというと・・・リックは「清掃人」と一緒。ダリルとタラと単独行動。ミショーンとロジータは怪我で療養中だったためシーズン8 第1話での「聖域」襲撃作戦には参加しなかったけれど、なぜかそのことに不満を抱いていて聖域を見に行き、ダリルとタラに合流するも彼らの考えに賛同できずにアレクサンドリアに戻る。(ってこの2人がいったい何をしたいのかさっぱりわからない)カールはなぞの男(名前を思い出すのも面倒)と単独行動。マギーは妊娠中ながらヒルトップのリーダー代理として活動。キャロルはなぜか影が薄い。(そもそもキャロルはシーズン7でなぜ「家出」をしたのかイマイチ納得できない)モーガンはヒルトップのジーザスと仲違いしたあとにダリルたちと合流してダリルの暴挙に参加。ユージーンはニーガン側に寝返る始末。カールの妹(たぶんリックの娘)のジュディスに至ってはまったく出てこない。(まだ幼児だからってまったく顔を出さないのはどうかと思う)私はいくらフィクションであろうと、登場人物の言動に辻褄の合わないところが出てくると、その作品をつまらないと感じるようになります。それまではまだ許せる範囲でしたが、シーズン8になってからというもの、辻褄が合わないことばかりでイライラすることが多くなりました。でも物語が長くなればなるほど、制作者はどう辻褄を合わせるのかに苦慮するのかもしれませんね。ウォーキング・デッドはその呪縛にまんまとハマってしまったのがシーズン8の惨状なのでしょう。それと、ニーガンたち「救世主」を打倒することがこのシーズン8のテーマですが(だと思う)、仲間の思いがひとつになっていないこともつまらなさの原因だと思います。まるでサッカーW杯を3カ月後に控えるも目標を達成するために何をどうがんばればいいのかわからなくなっちゃった日本代表の監督や選手のようです。笑仲間どうしで助け合うのがこのドラマの良いところでしたが、そういうったシーンがほとんどなくなり(バラバラで行動しているのだから当たり前)、逆に多くのキャラが足の引っ張るような行動をとってばかり。それまで好意を抱いていたキャラクターたちにイライラさせられたり共感できないようであればそのドラマを観るのが苦痛になってくるんですよね。(姉妹作品の「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」もそんなキャラばかりなので早々にリタイアした)それにゾンビがちっとも活躍しないですしね。ゾンビドラマなはずなのにゾンビなんてただの飾りに成り果てました。というわけで私のなかでウォーキング・デッドはシーズン8の第7話で最終回を迎えました。これまで長い間ありがとうございました。英断です。リックの娘ではなくシェーンの娘ですけどね。つっくさま今ではジュディスはリックではなくシェーンの娘だとはっきりしているんですね。ダラダラダラダラ同じ事の繰り返しでつまんないよね魅力あるキャラはもはやダリルの飼い犬とジュディスだけその登場がなくてS10でついに観ながら寝たこのサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。次の記事 べっちー雑種(雑記)ブロガーです。詳しい © 2020 べちろぐ All rights reserved.