肺がん イミフィンジ ブログ

肺がん ステージ3b 負けるもんか! 2018年夏、主人が肺扁平上皮癌ステージ3bと分かりました。半年前に大好きだった義母を亡くしたばかり。やっと寂しさに慣れたと思ったら主人の肺がん宣告。つらいけど泣かない。負けない! イミフィンジは効かなかったのか?その疑問には 「腫瘍マーカーは8月までは正常値。9月末に胸水は確認できませんでした。悪化はこの1か月ちょっとのことです。ある意味イミフィンジをやっていたからここまでもった、とも考えられます。 2019年9月26日。2週間ごとの通院も、主人にとって今日は特別な日今日22回目の点滴をもって、1年間続いたイミフィンジの治療が終わるのですただ心配は尽きませ…

イミフィンジ(デュルバルマブ)をすると16.8ヵ月で再発、何もしなければ5.6ヵ月で再発。 全然違うでしょ? 約1年も違うんですよ。 これをせずして、何をするのって感じじゃないですか?

現在、肺がんで承認されている免疫チェックポイント阻害薬は、先頭ランナーのオプジーボ(ニボルマブ)に続き、キイトルーダ(ペムブロリズマブ)、テセントリク(アテゾリズマブ)、イミフィンジ(デュルバルマブ)も登場して、4種類ある。 イミフィンジ(デュルバルマブ)をすると16.8ヵ月で再発、何もしなければ5.6ヵ月で再発。 全然違うでしょ? 約1年も違うんですよ。 これをせずして、何をするのって感じじゃないですか? 肺がん ステージ3b 負けるもんか!2018年夏、主人が肺扁平上皮癌ステージ3bと分かりました。半年前に大好きだった義母を亡くしたばかり。やっと寂しさに慣れたと思ったら主人の肺がん宣告。つらいけど泣かない。負けない!主人と共にガンと闘うブログです。 2019年7月5日、アストラゼネカ株式会社(以下、アストラゼネカ)は、デュルバルマブ(商品名:イミフィンジ)の第3相試験であるcaspian試験(nct03043872)において、イミフィンジが進展型の小細胞肺がん(sclc)の一次治療薬として良好な全生存期間(os)を示したことを発表した。 まずは1回目の診察。今日も検査数値に異常はなく、無事に1時間かけてイミフィンジを点滴できました。その後ct結果を聞くため、診察室前で待つこと1時間肺がんが分かってちょうど1年。 肺がん ステージ3b 負けるもんか!2018年夏、主人が肺扁平上皮癌ステージ3bと分かりました。半年前に大好きだった義母を亡くしたばかり。やっと寂しさに慣れたと思ったら主人の肺がん宣告。つらいけど泣かない。負けない!主人と共にガンと闘うブログです。2019年11月5日。先日のPET-CT、頭部MRI検査の結果を聞きに主治医の待つ病院へ。 この日、検査のため胸水を採取する予定でしたが、かなり水が増えていることが判明して、1.2リットルもの胸水を抜いてもらいました。主人によると、胸水の色は濁っただいだい色。9月28日の時点では確認できなかった水が、1か月ちょっとの間に肺内2/3に達するほど増えてしまっていました。 夫婦で診察室に入り、先生の重苦しい顔を見て私は悪い結果なんだなと直感しました。 目の前のモニターには赤くクッキリと転移したがんが映し出されていました。主人の肺がんは右肺の原発、肺門リンパ、縦隔リンパに加え、今回新たに胸膜にも転移。胸水の原因は、がん細胞が肺から胸膜にこぼれ落ちたこと(胸膜播種)によるものでした。脳転移はなかったものの、この結果から主人の肺扁平上皮癌のステージは、ⅢbからⅣaに。先生から「再増悪」と結輪づけられました。 ステージ4は根治が見込めないステージ。がんが広範囲のため手術や放射線治療はできません。残るは薬物治療のみ。時間が経てばまた胸水が増えてしまうため、早急に次の抗がん剤治療を受けるよう勧められました。 化学放射線療法のあと免疫療法を1年間やり切った直後に再増悪に転じる主人のような状況には、どの薬が有効か明確なガイドラインは無いのだそうです。 そして先生の口から悲しいコメントが。「数年前だったらこの症状が出た場合は余命半年。今は新しい薬がどんどん開発され、1年、1年半、場合によっては2年延命もできるようになりました」 場合によっては2年?2年生きられれば長いほう?嫌だ嫌だ嫌だ・・・ 血の気が引き真っ青な私の隣で、意外にも主人は冷静でした。先生が示した最短開始日7日からの「ドセタキセル+ラムシルマブの抗がん剤治療」に間髪入れず同意したのです。 この薬が効く確率は30%弱。効き方も人によりさまざま。がん細胞が縮小しても胸水が溜まる可能性もあり、胸水だけは別に考えて治療するそうです。 イミフィンジのような免疫チェックポイント阻害剤は使わないのかと聞いてみたところ、「がん細胞は治療すると性質が変わります。イミフィンジのすぐ後で似たような性質の免疫のお薬を使っても、抵抗性があるため効果は薄いと思います。まずは抗がん剤で治療を続け、耐性が出てきたらそのあとに免疫療法を考えたほうがいいと思います」 ずっと咳が出ていたのに、もっと早く対処できなかったのか?イミフィンジは効かなかったのか?その疑問には「腫瘍マーカーは8月までは正常値。9月末に胸水は確認できませんでした。悪化はこの1か月ちょっとのことです。ある意味イミフィンジをやっていたからここまでもった、とも考えられます。この症状が1か月早く判ったからといって治療が変わるわけではありません」と。 納得できるかといえばできるわけがない。CTにはガンは写ってないと言ってたし、咳がひどくなったこともスルーされてたし。でも、ここまで進んでしまったことを悔やんでウジウジしてても何も始まらない。とにかく前を向いて、今できる治療があれば頑張るしかないのかな、、、 主人はというと、胸水1.2リットルが抜けたことで、ステージ4の宣告を受けたにも関わらずなんだか元気です。ここ最近の体調悪化は胸水が原因だったんだなあ。 病院に行くとき、晩ご飯に何を食べたいか聞いたら「食欲ないと声にも力がなかったのに、帰りに同じ質問をしたら「パスタと元気な返事が返ってきました。落ち込んでいた私も久しぶりに笑顔が戻った主人を見たとたんハッピーにこの日のミートソースは、ほんの少しのひき肉に玉ねぎ、トマト、マイタケ、ピーマン、にんじん、ブロッコリー、なす、しめじ、にんにく、しょうがなど盛りだくさんの野菜を入れて愛情込めて作りました自分がリクエストしただけあって、主人はにこにこパスタも、付け合わせのサラダもなんとモリモリ完食です この顔をずっと見たいから、ステージ4でもあきらめないだって夫婦で海外旅行すらしたことないんだものパパを死なせない私もしぶとく強く主人を支え続けたいと思います