犬 散歩中 伏せる
飼い主が指示もしていないのに愛犬が伏せをすることってありませんか?この行動に何か意味はあるのでしょうか?また、トレーニングの結果伏せを覚えさせることの益にはどんなことがあるのでしょうか犬の本能的な気持ちから発する意味と主従関係から考えた伏せをする意味について説明していきたいと思います。cynoclub/shutterstock.comカーミングシグナルという言葉をご存じですか?分かりやすく言えば、犬のボディランゲージのことです。ノルウェーのトウリッド・ルーガス(turid Rugaas)氏が、カーミング・シグナル(calming signal)といって落ち着きをもたらす信号が27つあると発表したものの一つに伏せが含まれています。ちなみにこのカーミング・シグナルは世界共通なのです。伏せをすることで自分自身の気持ちだけでなく、相手の気持ちも落ち着かせる効果があります。つまり、犬同士がお互いにストレスを抱えないようにする手段でもあるんですね。興奮しすぎた自分の気持ちを鎮め、ひとまず落ち着かせるという意味が含まれているようです。指示をしていないのに伏せをするのですが、たいていは他の犬などと遊んでいて興奮してきたことに気づいたときや誰かが来てはしゃいだときに伏せをすることで、自分だけでなく相手にも落ち着かせるようとする意味があります。犬のしつけの中には お手やお座り、伏せや待てが基本としてありますが、これらに準じて自らする伏せも、実は気持ちを落ち着かせようという心理と結びついているのです。愛犬が お散歩の途中で 他の犬と出くわしたときに伏せをすることはありますか?その場合は、敵意がないよ というニュアンスのサインを伝えているのです。他の犬はどんな子かな?けんかしたくないな。という危険回避の気持ちの表れでもあるのです。犬の上下関係に関わりなく見られる強い意味のカーミングシグナルです。また、気に入っていますよ という意味の場合もあります。欲しいものが目の前に現れ、待ちきれなくてウキウキする気持ちをなんとかセーブして落ち着かせようとしています。犬なりに平常心を保とうとしているなんて、健気で可愛いですよね。ご飯の前や、お気に入りの誰かがやってきたときにも、よく見られます。中には、ごはんやおやつなどを目の前にして 嬉しい気持ちをセーブするために、直視せずに目線をプイッとそらせる子もいます。Vivienstock/shutterstock.com犬を飼ったら、まず教えるのがお手、おかわり、お座り、そして伏せですよね。しつけにより 服従させることで、犬に主従関係を教え 飼い主との信頼関係を生み出します。この「伏せ」は、犬にとって飼い主に対する服従を意味します。なぜなら、お腹を下につけ、相手を見上げる伏せの姿勢は絶対的に服従しなければできない姿勢だからです。伏せをしつけるのには、根気が要りますが、愛犬と良い関係を築いていくためには、ぜひトレーニングを早くから始めてください。伏せは 何か指示を与える時によくする「おすわり」とは違い、長時間待たせる時にすることが多いため、きちんと伏せをして待つことができる犬は しっかりとトレーニングがされていて主従関係がきちんとしていると言えるでしょう。犬にしつけとしてとらせる行動の中でも、伏せは 特に 主従関係が必要ですので、何かが原因で関係が微妙になっている可能性があります。また、主従関係とは全く違う理由で しないことがありますが、そんな時は周囲にいる人や他の犬との空気が乱れそうになっていることが多いです。不穏な空間で 普段できている伏せをしなくなった場合、たいていは地位の低い犬がしなくなるようです。地位が高い犬の場合は 空気を読み 逆に伏せをして、周りを落ち着かせるというやり方をする習性があるからです。犬は、いろんなことを察知して 行動を取るので、よく観察してみてくださいね。伏せを教える時は、おやつを使って覚えさせるのが一番一般的でしょう。まず目の前におやつを出して座らせて、その状態をキープします。徐々におやつを下に持っていくと 犬は自然と目で追いますよね。たいていはそのまま体勢を下げ前足を揃え、伏せのポーズをとるようになります。犬の胸と前足が床に付いたら「伏せ」と声をかけ、その姿勢を覚えさせましょう。しっかりとできたらご褒美をあげ、たくさん褒めて撫でてあげましょう。できるようになったら徐々にご褒美の回数を減らしていきます。ご褒美がなくてもきちんと伏せをさせる状態を目指してくださいね。ご褒美が無くても服従してくれるのがしつけなのです。習得してからも毎回与えていると、伏せをするとおやつがもらえるのだと勘違いしてしまうので、教え方にはくれぐれも注意しましょうね。Ambito/shutterstock.com犬が伏せをする意味として「あーあ、つまんない」という気持ちの表れのこともあります。だいたいそういうときの犬の表情は諦めたような上目使いで退屈そうです。犬がやりたいと思っていることができない場合、たとえば上機嫌でおもちゃで遊んでいるのにいきなり取り上げられたり、大好きな飼い主さんが外出から帰ってきて大喜びでお出迎えに行ったのに留守中のいたずらを叱られてしまったり、美味しそうな食べ物によだれが出そうなときに他の犬や人間に先を越され食べられてしまったり、とにかく期待外れな出来事に遭遇したときスネたような態度で伏せをします。飼い主さんに叱られて伏せをしていると、飼い主さんは「反省している」意味だと思いがちですが、本当は「あーあ、なんで機嫌悪いの?もうや~だ!」という意味です。犬が伏せをするのには、様々な意味があります。犬は話せなくても、伏せのやり方やその他の行動でメッセージを伝えてくれているのです。飼い主さんが愛犬の行動から気持ちを読み 把握していれば、犬がストレスや不安を感じる前に解消してあげることができるかもしれませんね。犬に感情があるのか無いのかは、様々な意見がありますが、喜ぶことがハッキリわかる以上、犬も泣くことや、行動の中で悲しむこともあり得るのではないでしょうか?いろんな例を示しながら、犬の感情について考えてみます。ペットに関する考え方は、立場によってポジティブなもの、ネガティブなものまでたくさんあります。mofmoではご意見含め、出来る限り削除等はしない方針ですが、誹謗中傷や荒らし行為、公序良俗に反する内容など、他の利用者が不快に感じる投稿は削除させて頂く場合がございますのでご注意ください。うーん。獲物を待ち伏せしている時、相手に攻撃を仕掛けるときが多いかな~。次が疲れた時。うちの犬は遊んでほしいときや抱っこしてほしいときにもこちらをじっと見ながら伏せしてます!おやつは、伏せの習得が完了した時点でやめないと、勘違いを生む原因となるんですか。なら、いつまでもおやつをダラダラと与えないようにしないといけませんね。注意点も書いてあったので、併せて参考にしますね。飼い主が指示をしていないのに伏せをするのにもきちんと意味があるんだ。動物って言葉ではおしゃべりすることができないけど、態度でいろんなことを飼い主に伝えてくれているんですね。犬を飼うならいろんなところから読み取らないとだなぁ。 犬の伏せにそんなに色んな意味があったとは知りませんでしたが、つまらないから伏せをすることもあるんですね。だけど色んな意味があると分かっても、結局は見分けることができないので飼い主側は本心がわからないままで困っちゃいますわw犬が自ら伏せをしたら、それは「ごめんなさい」の印なのかと思って、褒めてあげたくなっちゃいますが、面白くないなぁって感じているコトもあるんですね。これって可愛らしい行動で、クスッと笑えますね。ホントに微笑ましくも感じます♪犬が伏せをすることで、自分自身の感情をコントロールしていると知り、今とても感心しているところなんです。犬は賢い生き物であるということは前から知っていましたけれど、ここまでとは思っていました。犬の賢さには頭が下がります。カーミングシグナルは初めて知ったワードです。伏せに、自分と相手両方を落ち着かせる効果があるとは素晴らしいですね。いろんな場面で犬は伏せをするということが分かったので、これらをもっと勉強して、なぜ伏せをしたのかが分かるような飼い主になりたいです。怒られているときの伏せにこんな意味があったとは!!反省してると思ってたのに〜。つまんないのって思ってるなんて、今度怒って伏せした時には笑ってしまいそう。反省したような顔してるけど、つまんないって思ってるんでしょ〜?!って。同じ伏せという動作でも、状況に応じてこんなに心理状態が違うものなんですね。確かにうちの犬も大好きなお菓子を食べる時は伏せをします。あれは興奮しすぎないように自分を律してる動きだったんだなぁ。そう考えると凄く可愛いですね。犬の伏せは、しつけの中でも比較的最初のほうで覚えさせておきたいものの一つですね。自然と伏せをする犬のしぐさにそれほどたくさんのメッセージがあるとは思いませんでした。自分を落ち着かせる意味合いもあるんですね。顔の表情もよく見て感情をよく読み取ってあげたいですね。犬がいきなり伏せをしたら、「今なんで伏せをしたんだろう」と疑問に感じますね。この記事を目にして、伏せをする様々な理由を知ることができて、すっきりしました。つまんない時にも伏せをするなんて、可愛すぎです!可愛いにプラスして、憎めない存在だと改めて認識できます。気持ちを抑えようとして、伏せをするというのは意外に思いました。どっちかというと走り回るのかなと思いましたが、抑えるという気持ちも犬には存在しているんですね。いい子です(笑)伏せにこんな意味があったとは!ウキウキしてるのか、つまんないのか見極めたいですね。ずいぶん極端な反応だけど。犬が伏せをしている時にわざわざ「なんで伏せしてるんだろう?」とか考える必要はあまりないように思います。伏せして動かないときは、そういうものだと理解してあげるだけでいいんじゃないでしょうか。引っ張ったりしても動きたくないものは動きたくないでしょうからね。伏せにも色々な意味があるのは理解できたのですが、種類が多すぎて実際に犬が伏せをした時、「これはどういう理由で伏せをしているんだろう」と頭を抱えると思います。なので見極めるポイントをより詳しく学んで、犬との交流の中で活かせるようにしたいです。一緒に遊んでいるときに急に伏せをする時があるので、何でかな〜?と思っていましたが、一回自分を落ち着かせているのか、またはつまんないのか…そんな意味があったんですね。勉強になりました。これからは気持ちを汲み取りながら楽しく遊びたいと思います。一番上の写真はどんな意味の伏せなんだろう…可愛い過ぎて気になります。伏せ!って言っても聞かない時があるので、それは主従関係ができていないんだなと思いました。きっちりしつけていきたいです。他にも急に伏せする時にも、意味があって伏せをしていることを知りました。動かなくなったりすることがあるので、犬の気持ちを理解してあげられるようにしたいです。シグナルを読み取ってあげられるようになりたいです。