植物図鑑 運命の恋 ひろいました 本

パーフェクトワールド 君といる奇跡 豪華版 (初回限定生産) [Blu-ray] 岩田剛典.
──料理や食事のシーンが多く、それによってファンタジーな世界観の中にリアリティーを生んでいると感じました。「#あの人に気になるあのこと聞いてみた」は、映画、アニメ、ドラマなど、映像化される書籍や漫画をいち早くご紹介し、今注目される"あの人"にインタビューを行う、オリジナル月刊連載企画です。今話題の、もしくはこれから話題となる映像化コンテンツを深く掘り下げ、著名な方による作品に対する想いや、ここでしか読めない裏話、おすすめの書籍などをご紹介します。また、作品の魅力を知っていただき、テーマに添った関連する書籍や漫画まで幅広く網羅。ページを通じて、多くの方へ本との出会いのきっかけをお届けします。──見ず知らずの男性を拾う、という現実ではありえないようなところから物語はスタートしますが。© booklista Co.,Ltd. 植物図鑑 運命の恋、ひろいました オフィシャルブック - 2016「植物図鑑」製作委員会 - 本の購入は楽天ブックスで。全品送料無料!購入毎に「楽天ポイント」が貯まってお得!みんなのレビュー・感想も満 … 植物図鑑 運命の恋、ひろいました オフィシャルブック - 2016「植物図鑑」製作委員会 - 本の購入は楽天ブックスで。全品送料無料!購入毎に「楽天ポイント」が貯まってお得!みんなのレビュー・感想も満 …

2月のある日、さやかは仕事で待ち合わせをしていたが、相手が現れない。見渡すと周りの人には家族や恋人がいて皆幸せそうに見え、自分が一人ぼっちなことを改めて感じる。母が再婚したのを機に、勤め先の不動産屋から古いが安くて程度のいい団地の部屋を紹介してもらい独り暮らしをしているのだった。待ち合わせ場所から職場に戻ると、場所を確認していないさやかが悪いと上司から大目玉を食う。さやかはいつもどおり職場で樹のお弁当を食べ部屋に帰ると、テーブルの上にさやかの写真と山菜料理のレシピノートが置いてあり樹がいなくなっていた。あわてて樹のバイト先に行ったが2日前に辞めていた。樹の情報を得ようと藁をもすがる思いで、すでに辞めているハンカチの送り主の女性の連絡先を聞き出そうとするが断られてしまい、さやかは樹との接点を失ってしまう。帰宅後にコンビニ弁当と缶酎ハイでストレスを発散するが、酎ハイが最後の1本だったことに気付く。その1本を開けてほろ酔いのさやかは、いったんベッドに入るが夢見心地で追加の缶酎ハイを買いに行く。その帰り、雪が降り出すほど寒い日だったが、自分の部屋の前の駐輪場に男の人が倒れていることに気付く。心配して声をかけると、「お腹がすいて歩けません。拾ってくれませんか? 噛みません。しつけのできたよい子です。」という言い方に大笑いし、部屋にあげてカップ麺を作ってあげる。彼は出来上がりまでの3分が待てず、固いままのカップ麺をあっという間にたいらげ、丁寧にお礼をいい、部屋を出ようとする。そこでさやかは、彼の髪が汚れていることに気づき、シャワーを勧め、そのままうたた寝してしまう。イツキが消えてから1年余りが経った、さやかがはじめてイツキを拾った日のような、冬の晩。イツキは帰ってきた。泣いて詰るさやかに、イツキは自分のことを話す。生い立ち、自分の家族のこと、そこから逃げたこと。さやかといるのは幸せだったが、そのままではいられないと感じたこと。それらにかたをつけたこと。そしてイツキは、さやかに結婚してほしいという。さやかはそれを受け入れ、イツキがいない間のことをイツキに話し始めたところで、物語は終わる。職場でまたお弁当生活になったさやか。お弁当を開く左手の薬指には指輪が光っている。お弁当をほめてくれた同僚には「旦那さんが作ってくれたの」と幸せいっぱいの笑顔で答えるのだった。ある日樹から、バイト代でお揃いの自転車を買ったので河原へ行こうと誘われ、そこで野草を摘んだり、写真を撮る樹の趣味を知る。また、持ち帰った野草からつくられた料理に感激し、さやかも植物に興味を持ち始め野草の本を買う。2人で食材の野草摘みや野草の花の鑑賞、花冠を作るうち樹に惹かれるようになるが、さやかには樹の歳も誕生日も苗字さえもわからない。甘い恋人同士の生活が続き、さやかの誕生日8月15日を迎える。その日は樹との同居の約束期限、6か月が過ぎる日でもあった。気になるさやかは急いで部屋に帰るが、部屋は真っ暗で約束通り樹がいなくなったと思ってしまう。ところがそれはサプライズ誕生日にする樹の作戦だった。樹の手作りのケーキとプレゼントの植物図鑑で祝ってもらい幸せいっぱいのさやかだった。幸せな日常を送るふたりであったが、あるとき「ごめん、またいつか。」という書き置きだけを残してイツキは姿を消す。いつからか別れを予感してはいたさやかだが、「イツキ」という名前しか知らず、それでもいいと思っていたのにと、イツキを忘れることができない。イツキの残した「狩りの習慣」をなぞりながら、さやかはいつ戻るか知れないイツキを待ち続ける。同僚のアフターファイブも断って、まっすぐ部屋に帰って樹の夕飯を食べていたさやかだったが、そんなこともあり職場の飲み会への参加をOKする。飲み会の後、さやかの職場の先輩が送りオオカミを狙うが、駅まで迎えに来ていた樹に助けられる。樹に、愛想がよすぎるから狙われるんだとたしなめられるが、そんなことを言われる筋合いはない、樹にはハンカチをくれる女性がいるじゃないかと突っぱねる。言われた樹もむきになってしまい、口論の末、さやかは樹が好きだからそんな女性がいるのは許せなかったと告白してしまう。樹も実はさやかが好きだったと告白し、その日から2人の同居生活は恋人同士の生活に変わる。お昼はコンビニのおにぎりという元の生活に戻ったさやかだったが、ある日ハンカチの送り主の女性が通勤で降りる駅が、自分と同じ駅であることに気付く。彼女から情報を聞き出そうと後をつけるがストーカー行為でつかまってしまい、何も聞けないまま終わってしまう。それからひと月が経ち、春先になった。イツキが近くのコンビニで平日深夜のアルバイトを始め、ふたりがルームシェアに慣れてきたころ、さやかは仕事のミスが重なりひどく荒れていた。見かねたイツキは「近所の河川敷を散歩しないか」とさやかを誘う。イツキの「趣味」でもある野草採集のためであったが、都会っ子であったさやかには、それが新鮮に感じられた。自分で採取し、イツキが料理した、ふきのとうの天ぷらやふきの混ぜご飯、つくしの佃煮。自分の趣味につき合わせたことや、それが面白かったのかどうかを気にしていたイツキに、さやかはまた連れて行ってほしいとねだる。普段の暮らしや狩りを通じて、さやかはイツキを意識していった。5月のある日、いつものように2人で河原に野草を摘みにきたところ、さやかが片足を川に落としてしまう。樹は、冷えないようにと靴の中に入れるハンカチを渡すがブランド物だったためどうしたのかと尋ねたところ、樹はバイト仲間から送られた物という。女性の影を感じたさやかは樹のバイト先に出かけ、そこでハンカチの送り主を知ってしまい、彼女が樹を日下部君と苗字で呼んでいるのを見て樹に抗議するがあしらわれる。樹がいないまま、野草を摘むのも山菜料理を作るのも1人であることに慣れてきた頃、ふたたび廻ってきたさやかの誕生日に1冊の植物図鑑が送られてきた。それは樹自身が写真を担当した植物図鑑だった。その出版記念パーティーがあることを知り会場に駆けつけるが、そこで樹はすでに別世界の人だと知る。落胆し会場から帰ると、出会った時と同じ駐輪場に樹がいて、一緒に河原に行こうと誘われる。そうしてふたりは「週末の狩り」を重ねていく。ある狩りの日、訪れた沢でさやかは転び、足首から下を冷えた沢の水に浸してしまう。イツキはとっさに自分が持っていたハンカチを差し出したが、そのハンカチは、野草採集のような外遊びを好むイツキには似合わない、ブランドもののこじゃれたハンカチだった。バイト先でもらったと取り繕うイツキ。しかし、そんなハンカチを渡すのはたいてい女性で、しかも好意を持たれているのだと気付いてしまったさやかには、引っ掛かりが残る。たった1枚のハンカチ程度で揺らぐ想いと関係にいてもたってもいられなくなったさやかは、バイト中のイツキを訪ねた。ちょうど「ハンカチの送り主」とはち合わせてしまったさやかはふて、イツキに「帰る」とだけ告げて帰るが、追いかけてきたイツキと口げんかになり、関係をさらにこじれさせてしまう。翌朝鼻をくすぐる料理の匂いで目覚めたさやかは、使えるものはないと思っていた冷蔵庫の有り合わせだけで男が朝食を作っていたことと、その味に驚く。出て行こうとする男が惜しくなったさやかは、「行くあてがないなら、ここにいたらいい」と、無理矢理引き止める。条件は寝床の提供と生活費の管理権、それに家事全般をこなしてもらうこと。男は躊躇したものの、そもそも困窮していたことは確かだったこともあり、しばし考えてその提案を受けた。男は「イツキ」と名乗ったが、それ以外は話してくれない。問い詰めることでイツキが去ってしまうことを想像してしまったさやかは、何も聞かなかった。ある冬の晩。終業後の飲み会から自宅マンションに帰ってきたさやかは、マンションの前で行き倒れている1人の男を見つける。所持金が尽き、困窮極まっていたその男は「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか」「咬みません。躾のできた良い子です」と、さやかに一晩の寝床と食事を求めてきた。自分を捨て犬になぞらえたその物言いを面白がったさやかは、つい彼を部屋に上げてしまい、カップラーメンと風呂場を提供することにした。翌朝、香りのついた夢で目が覚めるが、それは彼がありあわせの材料で作った朝食の香りだった。一緒に朝食を食べたさやかは、これからも彼の朝食を食べたくなり、ずっといていいと提案し2人の同居生活が始まる。彼は苗字が嫌いなので樹と呼んで欲しい、6か月だけ居させて欲しいといい、毎日の朝夕食、さやかのお昼のお弁当づくりを買って出る。さやかは食費と生活費でまず5万円を渡そうとするが、4万あれば1か月すべての食費と生活費は賄えるという。小遣いも必要なのではと聞くが、樹は深夜のバイトを始めたのでいらないという。さやかの入浴を覗こうとするわけでもなく、仕事で失敗すると癒してくれ、明かりのついた部屋に帰れる同居生活に幸せを感じるのだった。翌日、こじれてしまったままに仕事に出て、終業後の飲み会にも飛び入り参加したさやかだが、酔うと送り狼になるといわれる同僚と帰途に就くことになってしまう。最寄駅までついてきてもなお帰らない同僚を帰らせたのは、バイトを休み駅までさやかを迎えに来たイツキだった。同僚との関係を問うイツキだが、さやかは突っぱね、その勢いでハンカチの送り主であるバイト先の女性店員に対する嫉妬とイツキに対する好意を吐露する。イツキも、良き同居人でいるために自分の気持ちを抑えるのはつらかったと好意を告げ、晴れてふたりは結ばれる。


映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」(6月4日公開)のオフィシャルブックを4月21日発売にて刊行することになりました。 主演の岩田剛典さん(EXILE / 三代目 J Soul Brothers)、高畑充希さんの秘蔵写真満載のフォトストーリーです。 Blu-ray ¥4,994.

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──『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』は、高畑さんにとって初の映画主演作ですが、最初にオファーを受けた時の心境は? 高畑 「ついに来たか!」と。