ポット 汚れ 茶色
電気ポットは水しか使わないはずなのに、使っているうちに汚れてしまいます。ポットから出るお湯をキレイにしておくためにも、常に清潔な状態を保ちたいですよね。そこで、ご家庭で簡単にできるポットのメンテナンス方法をご紹介いたします。 ポットにお茶を入れて常備しておいたり、持ち歩いたりするのは、地球にもお財布にも優しくエコな行動でもあります。しかし、お茶を入れているとどうしも付いてしまう「茶渋汚れ」が気になりませんか?家で使う急須や紅茶のポットも、陶器などでできた白いもの お湯を沸かすために使う電気ポット。いつの間にかあちこちに汚れがついてきますが、なかでもフタを開けたときに底に見える「白い結晶」はかなり気になりますよね。 そこで今回は、電気ポットの底によくつく白い汚れ「カルキ」の落とし方をご紹介します。 電気ポットの掃除どうしていますか?中にはポットを買ってから一度もしたことがないという人も。電気ポットはお手入れをしないと汚れがたまって機能が落ちてしまうこともあります。電気ポットの掃除はしかるべき頻度でおこなうべきです。今日は電気ポットの掃除を解説します。2020年06月08日更新電気ポットの汚れといえば、白くこびりついたものと、茶色っぽい黒ずみなどが多いでしょう。そのほか、緑色っぽい汚れが付く場合もあます。このようないろいろな色の汚れが付着してしまった電気ポットのお手入れ方法(洗い方)を、色別の汚れの原因とともにご紹介していきます。湯沸かしの掃除をはじめてする方は、ぜひ参考にしてくださいね。今まで親元で暮らしていて、一人暮らしをはじめて数ヶ月の方、結婚などで新しい世帯を持って自分で掃除や調理などの必要ができた人など、ポットが汚れるということを知らない人もいるでしょう。きっとキレイ好きな方にお世話してもらっていたのですね。電気ポットは、普通にお湯を沸かしているだけなのに汚れてきます。汚れは、最初は白いことが多く、放置しているとそれがいろんな色の汚れに変化してくることもあります。ポットを洗浄しなければいけないと知っている人の中でも、そのタイミングについてわからないという人もいます。汚れに気がついたら掃除すればいいという人もいるでしょうが、少しスポンジでこすっただけでは落ちないような汚れを落とす洗浄液。「あまり頻繁に掃除したら逆にポットに悪いんじゃないか」と思う人も。なるほどいいえて妙ですね。これについても、ポットメーカーから掃除の目安がありましたのでご紹介しましょう。出典: 電気ポットを掃除する目安となる期間は、電気メーカー発信で『1ヶ月から3ヶ月』なのだそうです。ポットでお湯を沸かす頻度、ポットの大きさなどにも分かれるので毎月やりましょうとはいえませんね。一人暮らしなどで、それほど使っていないポットなら3ヶ月を目安に。家族が多く、昼夜問わず、何度もポットで湯沸かしをする人は毎月洗浄するようにしましょう。出典: ポットを掃除するのに使うのは、タワシではなくスポンジにしましょう。これは、ポット内部の金属に傷をつけないため。毎日掃除するという洗い方をする人なら、スポンジを使って洗うことでこびりつく汚れをある程度予防することができます。お湯を沸かした直後はポットが熱くなっているので、中が冷めてから、やさしくこすり洗いしましょう。毎日こまめに掃除をしていても、完全にポットの白い汚れを防ぐことはなかなかできません。これは、あとでご紹介する白い汚れの正体のせい。そんな取れない汚れの洗い方として、クエン酸を使うという方法が、一般的に広まっている掃除方法です。クエン酸はドラッグストアなどで購入可能で、ポットの他ステンレス製シンクの曇り除去などにも使えます。市販されているポット洗浄剤の中にもこのクエン酸成分のものがあります。ポット掃除に使うクエン酸の量は1回あたり30g。それをコップ1杯のぬるま湯にといてから、ポットに入れます。その上から、満水になるまで水を入れ「クエン酸洗浄モード」にします。(ついていない人は普通の湯沸かしモードでも可能)そのまま洗浄モードが終了するまで放置。普通の湯沸かしならお湯を沸騰させ、電源を切って1時間放置。洗浄が終わったら、クエン酸を入れたお湯を捨てます。普通の水を入れてお湯をわかし、そそぎ口、内部をキレイにします。そそぎ口からカップ1杯分のお湯を出してからお湯を捨てると、そそぎ口の中も洗浄されるので、ポット掃除の時は忘れずにやってくださいね。以上でクエン酸を使ったポットの洗い方は終了です。出典: クエン酸を使った洗い方もいいですが、専用の薬剤を使って洗いたいという人もいるでしょう。ポット洗浄の薬剤はクエン酸を1回分ずつ分包にしたもの、別の薬剤で汚れを落とすものと2種類あります。使用する水の量、つけおき時間などはその製品ごとに違いがあります。パッケージや取扱説明書にかかれている量、時間を守って掃除しましょう。出典: ポット洗浄のお手入れ方法を3つご紹介してきましたが、正直「ポットの汚れって気にしなければ問題ないのでは?」と思っている人もいるでしょう。ここでは、掃除しないとどうなるのかを見つつ、ポット掃除の重要性を理解しましょう。まず、ポットのお手入れをせずに汚れている状態で一番感じやすいこと。汚れがつくと、いつものお湯の味が変わってきます。これには2つの原因が考えられて、ひとつは付着物がついていることで、お湯がしっかり湧きにくいこと。特に、水道水を利用してお湯を沸かしている人は感じやすい不味さです。もうひとつは、汚れの不純物の味がお湯に染み出してしまうことに起因します。味の変化は感じやすい人と感じにくい人もいるでしょう。人の味覚は、かなり個人差があります。お湯のまずさを感じにくい人でも、具体的にこまることに、そそぎ口からのお湯のでる量が減る…ということです。これは、ボタンを押してお湯をそそぐタイプのポットだと、顕著に現れる困ったこと。こうなってしまうと、かなり汚れが進行してしまっている証拠です。目的の量のお湯がなかなか注げなくてイライラすることにもなってしまいます。出典: 最後に、掃除をしないことで起こる困ったことは、見た目の悪さです。水を入れようとポットの蓋を開けたときに、茶色い汚れや黒ずみがあったら「うわー」と幻滅してしまいます。こんなポットで沸かしたお湯は飲みたくないなと感じてしまう人も多いでしょう。やはり、口に入るものだから清潔な道具を使った方が気持ちよくいただけるというものです。湯沸かしの洗い方で、スポンジでこするというものをご紹介しましたが、実際に掃除をするとその汚れが「ザラザラしている」「スポンジではスッキリ落ちない」というものであるとおわかりでしょう。この汚れが落ちにくい理由は、一度についた汚れではなくて、毎回、毎日蓄積したしつこい汚れだから。蓄積汚れという理由だけでなく、その汚れの正体にも落ちにくい理由があります。出典: 湯沸かしポットの中の汚れの正体は、水に含まれているカルシウムなどの不純物が沸騰させることにより、湯沸かしの内部に付着しているもの。さきほど、掃除しないことの困ることで「味」の話をしましたが、この汚れは独特のニオイがあって、それがお湯について味を悪くしてしまっているのです。カルシウムといえば、白っぽい色のイメージですね。湯沸かしポットの白い汚れはカルシウムなどの色です。カルシウムが白といっても、真っ白ではなく少し色がついたベージュのような色であることがほとんどです。また、含まれているのはカルシウムだけでなく、鉄などもあります。これらが何層にも溜まっていくことによって、色が濃くなり茶色や黒ずみ汚れとなります。また、汚れの蓄積だけでなく、金属のさびや水の汚れによっても白い汚れが着色されて茶色く黒ずみ、不快な汚れになります。これは、あまりないことですが稀に湯沸かしポットに緑色の汚れが付いていることがあります。これは、銅のさびである「緑青(ろくしょう)」と呼ばれる汚れです。古い10円玉が緑にさびているのを見たことがある人もいるでしょう。触ると色がついて、昔は「有毒物質」とも考えられていたものです。しかし、今は研究の結果緑青(ろくしょう)には有毒物質はないとわかっています。汚れているから人体にすぐに悪い影響があるわけではありませんが、さびで汚れている水を飲み続ければ何かしら体に悪い影響もないわけではありません。湯沸かしホットの汚れは、水の不純物だけでなく、金属のさびなど体に悪そうなものも含まれていることがわかりましたね。クエン酸の漬け置き洗もいいですが、量をはかったりが面倒。もっと簡単にわかりやすくお手入れするには、専用の洗浄剤がおすすめです。出典: クエン酸ではなく、発泡のちからでポットの白や茶色い黒ずみ汚れまでキレイに落としてくれるのが、ポット洗浄中です。ポット洗浄剤の中ではかなり歴史があり草分け的存在。クエン酸だけでは取り切れないような水垢には発泡パワーを試してみてはいかがでしょうか。定期的に洗浄することで、いつでもきれいなポットで美味しくお茶やカップ麺などがいただけます。出典: 電気ポットを作っているメーカーでもある象印のピカポットというポット洗浄剤は、口に入っても安全なクエン酸を使ったもの。自分でクエン酸を買ってきてはかって使う…という方法でも良いですが、量が多すぎる、はかるのが面倒という人はこのような分包になっているものの方が保存も使用もらくらくですね。もちろん、他社メーカーの電気ポットにも使用できます。出典: それでは、最後になりますがポット掃除のときに気をつけたいこと、してはいけないことをご紹介します。きれいにしているつもりでも、掃除することでポットを壊してしまうことも。まずは、掃除をすることに無理をしないことです。金属タワシなどでゴシゴシこそげ落とすのはタブー。ポット内部の金属に傷がつくと、そこから錆びたりしてひどい汚れや故障の原因となることもあります。ひとり暮らしの人なら、自分でやった洗浄中なのはわかっているでしょうが、家族がいると間違って洗浄中の液を飲む誤飲が心配されます。クエン酸は食品にも使われるものなので、飲んでも大丈夫なのですが、洗浄剤にはクエン酸だけでなく他の薬剤が入っている場合も。洗浄中のポットには「ポット洗浄中」などの紙を貼ったりする工夫が必要です。誰が見ても洗浄中だとわかるようにして、誤飲を防ぎましょう。出典: ネットの情報の中には、重曹で洗うというものもあります。重曹もキッチンの掃除に使え、薬局で簡単に手に入るものです。でも、重曹で電気製品を掃除するのは危険です。電気ポットも出しているタイガーのお客様サポートには「重曹による通電での電気製品の故障」があげられています。「重曹での掃除はやめてください」と断言されています。重曹は食べ物に利用したり、掃除に使うことでポット掃除に使いたいと思いがちですが、重曹での掃除は電気製品には危険ですのでやめましょう。タイガーお客様サポート「お手入れ」のQ&Aより出典: ポットの黒ずみや白い汚れのお手入れ方法、黒ずみや緑の汚れの正体を知ったら、汚れたポットでわかしたお湯を飲むのが怖くなったという人もいたのではないでしょうか。電気ポットは定期的にこまめに掃除しないと、お湯のでが悪くなり使いにくくなってしまいます。クエン酸や専用の洗浄剤を使って、正しく洗浄しましょう。部屋のあちこちの気になる黒ずみや茶色い汚れ、しつこい油よごれや体に悪影響をおよぼすカビなど。掃除についておすすめの方法や、グッズをご紹介しています。こちらもぜひあわせてチェックしてくださいね。ページの先頭へ電気ポットのお掃除&お手入れ方法3選!汚れを綺麗に落とす洗い方はコレ!のページです。暮らし~の[クラシーノ]はアウトドアに関連するキャンプや釣り、登山などの情報発信メディアです。これから始める方に向けて、魅力や必要な知識・道具をまとめて読むことができるWebマガジンを無料で購読いただけます。キャンプ登山釣り(フィッシング)サバイバルガーデニングツーリングサイクリングDIYマリンスポーツスカイスポーツウィンタースポーツトラベル山遊び動画