ガチャ 確率操作 発覚

一旦、ガチャの確率操作が発覚した場合、人気のあるソーシャルゲームほどその信用を大きく落とし、その開発・運営に関与している企業に大きな損害を与えることとなるため、企業は十分にコンプライアンスを意識することが重要です。 ぼくがやっているスマホのゲームに『アナザーエデン 時空を超える猫』というゲームがあります。スーパーファミコンの名作RPG『クロノ・トリガー』をつくった製作者が関わっている、スーファミRPG世代にはたまらないスマホゲームです。最近、このゲームが炎上しました。理由はYahoo!ニュースのトップになる程の大きな話題になっており、まだ燃えているようです。ぼくにとって『アナザーエデン』はガチャを回すようなシステムのあるゲームでは初めてのものです。というわけで思い入れもあったりするので、今回のアナデンガチャ炎上の件について思うところを書こうかと思います。 アナザーエデンのガチャに特定の時間帯だけバグが発生しました。ほんの10分程度だったようですが、その内容がエグかったんですね。それがというものです。 有償10連ガチャというのは、課金のみのガチャで、キャラクター10体もらえるガチャです。そのガチャで、 まあ、その時間帯にガチャを回した人にとっては、宝くじの1等に当たるくらいの幸運が舞い込んだわけです(確率的にも宝くじ1等というくらいらしいです)そのガチャ結果のスクリーンショットがツイッターに貼られていて、それにツッコミ要素があったので「これはどうなんだ?」という疑いが持たれたのが事の発端。大きなツッコミ要素としてはというわけでという疑いがもたれたのです。 そんな疑いがある中で、この件に関してゲームの運営にユーザーが殺到、運営が不具合を認め「一次的アクセス過多によるサーバーの高負荷のため」と説明しました。この説明に対し「サーバー高負荷なんかでガチャの確率が変わるんかね?」という疑問がわきます。その際、運営は一度は「本件は解消されています」と打ち出し、お詫びにポイントもあげるよ、という感じで収束させようとしていたのに、すぐにまた「不具合の再調査」ということでメンテナンスが入り、ゲームができなくなってしまいました。その辺でゴタゴタしつつ、ついにはYahoo!ニュースが取り上げるほどの炎上騒ぎになってしまったと。>> その時間にガチャをやった人にとっては最高のバグですが、それ以外の人、特にぼくは無課金ユーザーですが、もし自分が特定のキャラ欲しさに課金していたとすると、発狂するレベルかなとも思います。お金を使った分だけ腹が立ちそうです。 現在では、この不具合の理由はこのように説明されています。 これは要するに、結果的に、ユーザーにとっては助かる操作とはいえ、なぜこのことをガチャの確率が表されているところに明記していなかったのか。これが問題ですね。 ユーザーの「キャラ被りをどうにかしてくれ!」という声に、「同じキャラ4体以上の場合は再抽選」というプログラムで対応したことは素晴らしいと思います。だからこそ、なぜ、こういったガチャの仕組みを入れたことを公開していなかったのか、残念な気持ちになります。 この炎上の一件、無課金ユーザーのぼくにとっては「なんか炎上してるけど、詫び石もらえてラッキー」程度のものです。ライトユーザーや、多くの無課金ユーザーはそうなんじゃないかなと思います。さらにいうと、ぼくは なぜぼくがこんな風に考えていたのかと言いますと、ガチャはパチンコと同じようなものだと捉えているからです。数年前にパチンコが遠隔操作されているというニュースがありました。まあそんなもんだよなと思います。運営側はそれを商売にしている以上、自分たちが儲かるように設定しているわけです。つまり「運の要素があるとはいえ、商売として成り立っている以上、裏では操作してるでしょ」ってことです。『アナザーエデン』のようなゲームは、アプリ自体は無料でユーザーがガチャのためにする課金で成り立っているゲームです。なので重要な収入源である課金を生む仕組みの部分を、運営側が多少の操作していても当然かなと思います。 もちろん、操作しているかしていないかはぼくには知り得ないことですが、「そんなもんだろうな」という風にパチンコの事例から考えていたわけです。それありきでゲームを楽しむというか。 今回のアナザーエデンのガチャ不正操作での炎上、アナデン運営の対応は良くなかったと思います。「運営からのお知らせ」では謝りすぎだろってくらい謝罪している印象もありますが、本当に謝罪すべき点で謝罪はしていないと思うからです。「こういう原因がありました」「ユーザーの要望に答えていました」ということは伝わったんですが、ユーザーの知り得ないところでガチャの確率を操作していた点は謝罪していないからです。炎上するのもわかります。まだ事実検証が行われている最中なのでしょうが、まず最初に、 さいごに、長々と書きましたが、『アナザーエデン』は面白いゲームなので運営チームはこんな炎上ごときではへこたれないで頑張って欲しいです。 携帯などのアプリで「ソーシャルゲーム」というものがあります。ソーシャルゲームは、キャラクターや武器などを用いて、アクションやRPGなどゲームを行うものですが、このキャラクターや武器を取得する方法として「ガチャ」というシステムがあります。ガチャは、キャラクターや武器を一定の確率で当てるシステム(ここでは「レアキャラ」といいます。)ですが、人気キャラクターや強い武器などについて当たる確率は低く設定されているのが一般的です。時に、1周年記念などと際し、レアキャラが10%などの高確率で出ると表示しながら、実際には何度やってもレアキャラが出ないなどの苦情が非常に多く、問題視されています。仮に、レアキャラの出現頻度が本当は数パーセントやそれを下回るにも関わらず、10%と表示した場合にどのような法的責任が発生するのか?例えば、不当景品類及び不当表示防止法(いわゆる「景表法」)では、消費者に誤解を与える優良誤認表示(分かりやすく表現すると「実際の商品やサービスの内容品質を著しく優良と表示すること。)を禁止しています。ガチャでレアアイテムを10%で出るなどと表示し、実際は確率操作し、低確率の場合は、景表法違反となる可能性があります。景表法に違反すると、刑事罰が加えられる可能性があります。また、お金をかけてガチャを利用した(いわゆる「課金」)場合は、民事上は不法行為責任や、債務不履行責任などで、使用者に賠償義務を負う可能性や、その他にも刑法上の詐欺罪が成立する可能性があります。一旦、ガチャの確率操作が発覚した場合、人気のあるソーシャルゲームほどその信用を大きく落とし、その開発・運営に関与している企業に大きな損害を与えることとなるため、企業は十分にコンプライアンスを意識することが重要です。コンプライアンス、広告表示などについてお困りなら当事務所へお気軽にご相談下さい。広告問題に詳しい弁護士がご対応させて頂きます。みずほ綜合法律事務所(札幌弁護士会所属)は、個人や会社のお客様の法律相談を受け、札幌市中央区大通西11丁目4-29 半田ビル5F

アナザーエデンで大事件が発生しました。 夢見の不具合につきまして 一言でまとめると「ガチャの確率操作が発覚」です。 どのスマホゲーでもやってるだろうと薄々感じてましたが、その事実を運営が認めたのは、おそらく初めてのケースではないでしょうか。

スマホアプリ ニュース. 18年9月にガチャの確率操作が発覚した『アナザーエデン 時空を超える猫』。大手ゲーム会社社員も呆れるしかなかったという。(画像は公式hpより)[座談会参加者] a…40代大手ゲーム会社勤務 男性ディレクター b…30代大手ゲーム会社勤務 男性プランナー 「ソシャゲのガチャで、レアキャラクターの排出確率が詐欺のように低すぎる」などの各種の理由から、ソシャゲの運営会社が炎上した有名な事件を調査したので解説します。「ガチャでの、レアカードの排出確率」に関する炎上事件「グランブルーファンタジー」で 先日から問題となっていた「アナザーエデン 時空を超える猫」のガチャの不正確率操作問題だが、この度、運営元のWright Flyer Studiosが不正な確率操作を認め謝罪するに至った。不正確率操作問題に関しては以下の記事に発覚した経緯などについて詳細に書かれているので参考にしていただきたい。 【アナザーエデン】 大炎上!ガチャ不正確率操作発覚。不具合まとめ 2018 9/19.