シャーロック ユーラス 飛行機

シャーロック、ワトソンそしてマイクロフトは、意を決してシェリンフォードまで向かいます。そこは、最高の安全性を備えた精神医学施設であり、ユーラスが収容されているはずの場所です。 ユーラスによる、3人のモラルを試すテストがはじまる ユーラスはずっと一人ぼっちで寂しかったので、あの飛行機はユーラスの頭の中です。つまりあれは全部ユーラスの妄想だったということが最後、シャーロックが部屋に入ってくるときにわ …

人気海外ドラマシリーズの「SHERLOCK/シャーロック」をまとめました!コナンドイル原作のシャロック・ホームズを原作にしているので名前だけは聞いた事があるのではないでしょうか?まだ視聴していない方もHuluなら見放題! ユーラスが感情を持った瞬間に、ユーラスは再び心を閉ざしてしまう。 シャーロックがゲームに勝ったのかと言えば。。 兄としての愛、兄妹というつながりcontext を与えることはできたが、ユーラスを家に連れて帰ることはできなかった。 また飛行機の少女も、遠ざけられてトラウマを負ったユーラスの心中を表したものだと分かる。 ユーラスは再びシェリンフォードに返され、一切のコミュニケーションを断つという状態になってしまったが、シャーロックは度々彼女の元を訪問する。 ユーラスは、兄2人よりも 高い頭脳を持っていたが故にとても危険なことを平気でする 子供で、施設送りになりました。 シャーロックがユーラスを覚えていなかったのは、彼女からの強烈なトラウマが原因 … ユーラスに襲われ意識を失ったシャーロックは、目覚めるとジョン・マイクロフト・所長とともに独房に入れられていました。 ユーラスは乗客・乗員全員が眠ってしまった飛行機に取り残された少女の音声 … そしてユーラスを見つける。飛行機の中の少女とは、ユーラスの心そのものを表している。天才で、人より何でも知っているのに地上への降り方を知らない。長い間彼女は兄さんが助けてくれるのを待って … ユーラスが感情を持った瞬間に、ユーラスは再び心を閉ざしてしまう。Sixteen   by    six,     brother,なぜ、最後までモリアーティを引っ張るのか、やや疑問だったのだが、 S2E3では、はっきりつかなかったゲームの勝敗が、この S4E3で決着がつく。ホームズがホームズを殺す、とゲームの行方を読んでいたモリアーティ。モリアーティの力を借りた ユーラスは、シャーロックが第三の選択肢を選ぶことを予想できなかった。context をもたないユーラスに、シャーロックの心の動きはわからなかったのだ。シャーロックはヴィクターの記憶を取り戻し、本当の記憶を取り戻した。それはユーラスが長い間待ち望んだことだ。兄の愛に包まれた瞬間。ユーラスが何よりも欲しかったものだ。the   shade of   my willow's bloomジョン:  マイクロフトは嘘をついてたんだ。僕たちに。犬の骨じゃないシャーロックの頭の中で作られた文章の文字が画面の中で落ちていき、最後に残るのがスクリーンのユーラス: パパのアレルギーを覚えてる? あなたがどんなに頼んでも、犬は飼わせてもらえなかったこの台詞は、S1E1で、レストレードが言う台詞とパラレルになっている。だが、そこにいたのは、黒い眼帯をして刀をもつ少年。赤ひげは、犬ではなく少年だった。普通は、ここからエピローグが始まり、次の物語へ続いていく。だがS4E3は、兄としての愛、兄妹というつながりcontext  を与えることはできたが、ユーラスを家に連れて帰ることはできなかった。そして、ユーラスを再び失ってしまう。物語冒頭に登場した不思議な墓に刻まれたNEMO=NO ONEという文字。終盤で、ユーラスを象徴する言葉だということがわかる。井戸に光が当てられ、綱が投げ込まれる。間一髪で、ジョンは助け出された。これこそ、ユーラスがシャーロックをネズミのように実験台にし、感情を痛めつけてきたゴールだ。そして、その先にあるのは。。飛行機のシーンは高速で巻き戻され、冒頭の青い目に。青い目はユーラスの目だった。今、何十年も待って、やっと一緒に遊んでもらえたのだ。長い間待っていたゲーム。マスグレイヴの儀式の謎を解く時がついにきたわ。あなたの最初の事件。そして最後の問題よS4E3では context がキーワードになっているが、その対に使われているのがno oneだ。シャーロックが館に入ると大きなスクリーンにユーラスの顔が映し出されている。シャーロック: マイクロフトのこと、よろしく頼む。ヤワなのに、自覚ないからI'm lost,  lost in  the  sky and ...no-one can  hear me.誰よりも孤独を知るシャーロックだからこそ、ユーラスを抱きしめることができた。シャーロックがユーラスを思いだし、ヴィクターの記憶を取り戻し、本当の記憶と本当の自分を取り戻したところまでは、ユーラスの勝ちだ。このドラマシリーズで、好きなシーン、心に残るシーンはたくさんあるけれど、一番心が動かされたのはこのシーンかもしれない。記憶っておかしなものよね。動転したあなたは、物語を都合よく書きかえた井戸の中で、ジョンが手に持ち見つめるのは、小さな、人間の頭蓋骨。あの時はちょっとやり方をまちがえてしまったけど、今度は正しくやろうマイクロフトが言っていた、シャーロックが選んできた全ての道がユーラスの記憶だ、という言葉はここにつながる。シャーロックと小さなシャーロックが交互に映る。シャーロックも小さなシャーロックも悲しい表情。二人とも泣いている。小さなシャーロックはヴィクター・・と。少年は、ユーラスを遮るように振り返る。刀を持って走っていく二人を見送るユーラス。context とno one が何度も繰り返され、context  を奪われたユーラスの孤独が浮き彫りになる。knancyさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?シャーロック: 君の素晴らしい頭脳が完璧なたとえを作りだした。何でもわかるのに、着陸の仕方だけがわからない19     20      21  22       23    24小さなユーラスは、青いおもちゃの飛行機を手に持って一人で遊んでいる。小さなユーラスの声が画面に被る。ユーラスの物語のエピローグと、ドラマシリーズ全体のエピローグが重なっている。ここから後は、映像の順序通りではなく多少、整理して書いてみよう。ユーラスの声は、怯えた少女のような声になる。ユーラスは、大人になった今も、心は五歳の時のままなのかもしれない。シャーロックと遊んでほしかった、でも、シャーロックに遊んでもらえなかった五歳のユーラス。ずっと繰り返し使われてきたつながりcontextという言葉。contextという抽象的な言葉の意味はストーリーの中で説明されてきた。 ジョンは新しいセラピストのもとに通い、セラピーを受けていた。しかし彼の周りには亡くなったメアリーの幻影が常に現われ、彼女の死を今だに受け入れていない。シャーロックは前回の事件で心に大きな痛手を受け薬物に溺れ、精神状態は最悪で入院寸前だ。ひょっとしたらドクター・ワトソンの娘ロージーがミス・シャーロック・ホームズとして出て来るかも知れない。その時は本家のシャーロック・ホームズはおじいちゃんだ。シャーロックは小さいころ亡くした「赤ひげ」とは犬ではなく、シャーロックの親友ヴィクターだった。ユーラスは遊んでくれないシャーロックの気を引くため親友を殺したのだ・・・。シャーロックは墓石に彫られた数字から、「私は迷子、助けて、兄さん、私の命を救って、破滅する前に、そして私の部屋を探して」の言葉を導き出す。あわやと言うときにジョンが病室に入ってきて、スミスを拘束する。そして今までの会話が録音されていることをスミスに伝える。彼は盗聴器は全て捨てたと言うが実はあと一つ残っていた。ジョンが置いて行った杖の中だ。シャーロック、マイクロフトとジョンそしてガバナー所長までもが一つの部屋に集められる。スピーカーから少女の声で助けを呼ぶ電話が入ってくる。少女は上空を飛んでいる旅客機の中にいるらしく、乗客、乗務員、パイロットまでもが眠ってしまっている。飛行機は自動操縦で空港に向かっているが燃料が切れれば墜落の危険性がある。シャーロックは「今度はジョンを救う方法を教えてくれ」とユーラスに頼む。ジョンは解放され一件落着となる。マイクロフトは隔離された部屋に閉じ込められていたようだ。ユーラスはまた、島へと送り返されるが、シャーロックは辛抱強くバイオリンで彼女の心をほぐし始める。ジョンはシャーロックの部屋でメアリーからの彼へのDVDを見つける。そこにはメアリーの最後の言葉「ジョンを救ってほしい。でも彼をその気にさせる唯一の方法はジョンに救われることだ」があった。ジョンは急いで病院に引き返す。日本では、竹内結子(ミス・シャーロック役)主演のミス・シャーロックがスタートしている。一話見たが、結構面白いお薦めだ。彼女の相棒は貫地谷しほり扮する橘和都だ(和都はワトさんと呼ばれる)。海外ドラマには及ばないが、日本らしい素朴な雰囲気がある。所長は「5年前のクリスマスから彼女は覚醒してしまった」と言い。彼は既にユーラスに取り込まれていた。そしてマイクロフトとジョンを拘束する。この一連のサッチャー胸像事件がモリアーティによるものだと。そして盗まれたボルジア家の黒真珠がこの像の中に隠されていると。ところが胸像を割ってみると中からA・G・R・Aと書かれたUSBメモリーが出てきた。男はスキを見て逃げる、そして必ずメアリーを殺すと言い残して・・・。マイクロフトは同僚のスモールウッド議員が「アモ」ではないかと彼女を拘束する。彼女は6年前、A・G・R・A(アグラ)に指令を出すことの出来る立場だった。実は「アモ」とは彼女のコードネームだったのだ。しかし彼女は身の潔白を主張する。マイクロフトは「妹は子供のころからそこにいる、外に出たことは無い」と言い張る。シャーロックもジョンもユーラスに会っているのに。その時、窓ガラスが割れる音がして、シャーロックの部屋にDX-707爆弾を積んだドローンが入ってくる。スミスはシャーロックに語りかける「私は人殺しが大好きだ、つまり死とは生きている人間をものに変えることだ」。スミスは殺人依存症だった。そしてシャーロックの口と鼻を押さえつけ、呼吸困難にさせる。ジョンは麻酔銃で眠らされ、ユーラスは逃走してしまう。シャーロックは自分に妹がいたことを薄らと思い出す。妹のユーラスが今、何処にいるのかマイクロフトを問い詰める。彼は仕方なく、悪魔のような罪人達が収容される脱出不可能な島にいると答える(収容所はシェリンフォードと呼ばれる)。メアリーは失踪したつもりだがモロッコでシャーロックに見つかってしまう。シャーロックの後を追ってエイジェイが現われ銃撃戦になるが彼は射殺される。そしてモリアーティの声で「最後の問題」が始まる。果たしてシャーロック達は問題を解いて無事生還出来るのか?そして空からSOSを送る、少女を助けることが出来るのか・・・。シャーロックは彼女に「最近、君と会っている、どうやってここから脱出したのか」と問う。「あなたは何も見えていない」と答える。そしてユーラスを見つける。飛行機の中の少女とは、ユーラスの心そのものを表している。天才で、人より何でも知っているのに地上への降り方を知らない。長い間彼女は兄さんが助けてくれるのを待っていたのだ。しばらく時間が経った。シャーロックは一人だけ部屋に取り残されていた。上空の飛行機の中にいる少女と話をする。もう時間がない。ジョンは井戸のようなところに鎖で足を固定され閉じ込められていた。スミスは最後の会話だと言って、シャーロックとしばらく話をする。スミスは「何故、私の病院に来たのか」と問う。シャーロックは「君に殺してほしい」と言う。しかし、今の気持ちは「死にたくない」と前言を翻す。しかしスミスの娘フェイスだけは断片的に残っている3年前の記憶とその時のメモから、父が重要な何かをしようとしていることが頭から離れない。彼女はシャーロックのもとを訪ねる。シャーロックはもうすぐ娘のフェイスが来てスミスが殺人鬼である証言をしてくれると言う。彼の言う通り、スミスの娘フェイスが現われた。ところが会ったことも無い別人だった。ではシャーロックのところに来たフェイスとは何者なのか・・・ひょっとしたら妄想か。「最後の問題」の三問目が始まる。部屋に「愛している」と書いた棺桶がおいてある。モリー・フーパーに3分以内に「愛している」と言わせなさい。さもなくば彼女は部屋に仕掛けられた爆弾によって死ぬ。シャーロックはモリーをやっとの思いで説得して「愛している」と言わせる。残り2秒だった。ベネディクト・カンバーバッチのシャープでクレバーな風貌と演技力がこのドラマのキモだから、この役を誰かが代役するわけにはゆかない。そう考えるとミス・シャーロックはアリかな。A・G・R・Aとは4人のチームメンバーの頭文字だ、そして彼らの素性が全てこのUSBに入っている。万が一、4人の内の誰かが裏切れば、このUSBによって破滅する。チームにとってはいわば保険だ。しかしスミスは財力、権力、名声があるシリアルキラーは決して捕まらないと主張する。そしてシカゴ万博時代のシリアルキラーH・H・ホームズは連続殺人の為のホテルを建設している。しかしそんな手間はばかげている。最も好都合な連続殺人の場所は「病院」だと・・・。最後の1体がある場所をつきとめたシャーロックは待ち伏せる。案の定、この胸像を盗みに来たものがいた。そいつと格闘になり、そいつをねじ伏せる。ところがシャーロックは勘違いしていた。ベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマンも組み合わせが実にいい。しかし二人の人気がこれほど世界的になるとは予想されてなかったと思う。今や二人は引っ張りだこで、スケジュール調整が難しくなっているしギャラも相当跳ね上がっている。彼女はシャーロックに近づけと言う。1m以内は禁忌事項だが、彼は近づく。何とガラスと思われた壁はなかった。彼女は独房から自由に出入りできたのだ。モリアーティ(アンドリュー・スコット)の画像がTVに映し出されるが彼は数年前に自殺してしまっている。シャーロック(ベネディクト・カンバーバッチ)はこれはゲームの始まりだと言う。どんなゲームなのか・・・?ユーラスは最後の問題「マスグレーヴの儀式」を解きなさいと通告してきた。井戸には水が注ぎこまれてきた、このままではジョンがおぼれてしまう。ジョンは「井戸の底には君が言う、犬の骨ではなく、子供の人骨がある」と言う。また、ドクター・ワトソンも戦場で心と体(脚)に傷を負った軍医だ。しかし彼はシャーロックをたしなめ、一般人とシャーロックの間を取り持つ関係だ。シャーロックに対し強い態度で出ることが多い。朴訥で実直な男だ。サッチャー胸像事件はメアリーの元同僚、エイジェイによるものだ。彼は6年前にメアリーが裏切ったために、イギリス大使の救出が失敗したと考え違いをしている。彼は当時、敵に捕まり厳しい拷問を受けている。その時、USBをサッチャー胸像に隠した。エイジェイは裏切った女のコードネーム「アモ」を敵から聞いている。「アモ」とは誰なのかメアリーなのか?6年前ジョージア トビリシ、クーデターによって人質にされたイギリス大使を救出するため私設の諜報員(4名)が投入されたが事前に情報が洩れ救出は失敗した。4人の内、脱出出来たのはメアリーだけだった。スミスはシャーロックと会ってハグする。彼はシリアルキラーはどうやって捕まえるのかと質問する。シャーロックは「シリアルキラーはランダムに人を殺すが、彼の目的は権力と自我の誇示だ」これを逆手に取れば捕まえられると答える。メアリーはシャーロックと家族を残して失踪する。シャーロックは兄マイクロフト(マーク・ゲイティス)に会いにゆきA・G・R・A(アグラ)とコードネーム「アモ」の情報を要求する。A・G・R・Aとは政府が雇ったフリーランサーの諜報員チームだったのだ。イギリスの元首相、サッチャーの胸像が盗まれる事件が相次ぐ。しかも胸像は破壊されているらしい・・・何故か。胸像の破片に血液がついているのを見つけ。これを頼りに犬に後を追わせたが見失ってしまった。しかしこの胸像がジョージア国のゲルダ商会で6体作られていたことが判明する。シャーロックとジョンそしてマイクロフトは漁船が遭難したと偽装し、警備の厳重な島に乗り込む。そしてシャーロックは単独でユーラスの独房に近づく。彼女は全面ガラス張りの部屋でバイオリンを弾いていた。マイクロフトは妹のこの要求をのんだ。ユーラスはモリアーティに「赤ひげ」とささやき、彼を取り込んでしまう。天才的犯罪コンサルタントのモリアーティでさえ、ユーラスにコントロールされてしまう。(この5分間が5年後にシャーロック達を破滅させるキッカケとなるとは)モリアーティはシーズン2で既に自殺してしまっている。では誰がこんな芸当をさせたのか?ユーラスなのか、そしてモリアーティを自殺に追い込んだのも彼女なのか、モリアーティ亡きあと犯罪組織を牛耳っているのも彼女か、シーズン2をまたいだ展開が謎を呼ぶ。何故ならベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマンにとっては思い入れの強い作品だからだ。3年ぐらい待たされるかもしれないが期待を裏切らない作品に仕上がって僕らの前に出て来るはずだ。(カンバーバッチとフリーマンも前向きな発言をしている。)彼女は父が誰かを殺そうとしているとシャーロックに告白する。そしてその名前は一語だけだったと。普通、人の名前は二語だ(シャーロック・ホームズとか)。シャーロックは気付く、一語とは「エニワン(誰でも)」と言う意味だ。そう考えるとスミスはシリアルキラー(連続殺人犯)に間違いない。もう一度原点に戻って、アーサー・コナン・ドイルの原作に忠実な現代版にするのか、或いはもっと奇抜なストーリー仕立てにするのか分岐点に来ていると思うね。この爆弾は運動センサーが内蔵され、動けば爆発する。シャーロックとジョンは窓ガラスを突き破って2階から飛び降りる。マイクロフトは部屋の出口を駆け抜ける。彼らは辛うじて難を乗り切る。こんなところも、シーズン5が遅れている原因だと思う。新しいシーズン5を作るのであれば、前シーズンを上回る「出来」でなければ、ファンの期待に応えることは出来ない。製作と脚本を担当するマーク・ゲイティスとスティーヴン・モファットがファンの重圧で疲れ切っているのかも知れない。ジョンはセラピストと話をするが。彼女は自分がシャーロックの妹ユーラスであることをバラす。実はフェイスが夢うつつで書いたメモをシャーロックと共通の友人(モリアーティか?)からもらっていたのだ。それから三週間後、ハドソンさんがホームズをスポーツカーに乗せ、ジョンがセラピーを受けている場所に急行する。シャーロックは気違いのように暴れもう手が付けられない。別室でマイクロフトはジョンとガバナー所長にユーラスがどんなに恐ろしい女性か説明する。彼女と会う人間は催眠術にかかったように、その精神を取り込まれてしまう。つまり彼女と話すことによって「脳が汚染され再プログラムされる」・・・彼女はこの能力を5才の時から持っていた。起業家、慈善家、大富豪のカルガートン・スミス(トビー・ジョーンズ)は会社の首脳陣を集め、自分にとって最悪の話をする。彼は会議の前にナースを呼び、出席者に特殊な薬TD12を投与する。この薬が体内に入れば会議の内容が思い出せないようになる。「最後の問題」の一問目が始まる。ユーラスは「そこにある拳銃でガバナー」を撃ち殺せ、さもないとガバナーの妻が死ぬことになる。しかし誰も撃てない、妻が殺されようとしたところ、ガバナーは拳銃を奪って自殺する。エイジェイは裏切り者の英国女は「アモ」と言っていた。彼は「アモ」をメアリーと勘違いしていた。「アモ」とはいったい誰なのか。シャーロック・ホームズとドクター・ワトソンのイメージを変えてしまった点で凄いドラマだと思う。今までのホームズ像は天才的な探偵ではあるが、ごく一般常識的な紳士だ。ところがこのドラマでの彼のイメージは「高機能社会不適合者」になっている。ジョンはシャーロックを非難する。シャーロックはメアリーを必ず守ると言ったのに出来なかったからだ。二人の間には大きな溝が出来る。暫くしてシャーロックのところにメアリーからのDVDが届く、彼女が亡くなったら自動的に送られるようになっていた。シャーロックは幻影だと思っていたがメモは実在する。そしてメモに紫外線を当てると「MISS ME?(会いたかった?)」の文字が浮かび上がる・・・。ユーラスはジョンに向かって拳銃の引き金を引く。最後にメアリーから死後の追伸が届いた。そこには次のことが録画されていた。「どんな難事件があっても最後の拠り所は二人の探偵だ、彼らはベーカー街に住み、今でも、これからもそこにいる」「私が知る最高に善良で賢い男たち」「私のベーカー街ボーイズ、シャーロック・ホームズとドクター・ワトソン」・・・。第4弾の結末がこれで打ち止め的な終わり方をしている。果たしてシーズン5はあるのか?僕個人の意見として、やや間が空くが、作られると思う。ジョン・ワトソン(マーティン・フリーマン)の妻メアリー(アマンダ・アビントン)が女の子を出産する。そしてロザムンドと名付ける。ジョンはバスで不思議な女性と知り合う。彼女(E)は電話番号をジョンに教える。シャーロックはスモールウッド議員の秘書ビビアン・ノーバリが「アモ」だとひらめく。彼女を水族館で拘束しようとしたところ発砲され、シャーロックをかばったメアリーは死亡する。メアリーとジョン、マイクロフトもシャーロックに呼ばれて水族館に来ていた。「最後の問題」の二問目が始まる。6か月前に男が殺された。その男を殺した容疑者が3人いる、犯人は誰か当てろ。銃は1940年代のバッファロー・ガンだ、これが撃てるのはアレックスだと質問に正解する。シャーロックはカルガートン・スミスがシリアルキラーだと、ブログに書いて発信する・・・世の中はえらい騒ぎだ。その時ジョン宛にスミスから連絡が入る。迎えの車をよこすから君とシャーロックに会いたいとのことだ。シャーロックの精神と肉体はガタガタだがスミスを血祭りに上げることだけが当面の彼の拠り所だ。シャーロックは取り乱し、そばにあったメスを取ってスミスを襲おうとする。とっさにジョンが止めに入って事なきを得た。周りはシャーロックが気がふれたと思い、スミスの病院に入院させる。スミスは呆然とする。そして今までの殺人を楽しそうに自供し始める。実はこれらは全てシャーロックのスジガキだったのだ。ただし、フェイスの幻影が出てきたのは唯一の誤算だった(実は幻影ではなかったのだが・・・)。スミスは「誰かを殺す必要がある」と皆に告白する。ところが薬によって、「誰を殺すのか、何の話をしたのか」思い出すことが出来る人間はいなかった。シャーロックが閉じ込められていた部屋はベニヤの作りものだ。壁を押し倒すと、そこは彼の家 マスグレーヴ館だった。シャーロックは小さいころ犬の「赤ひげ」を亡くしている。そのトラウマがいまだに彼を苦しめる。政府はユーラスの頭脳を国の危機管理に使っていた。彼女は天才だ、ツイッターを一時間見ただけでテロ襲撃の日時を正確に予言した。そのお礼として5年前のクリスマスにモリアーティと監視なしで5分間の面会を要求してきた。「最後の問題」の四問目が始まる。ここから先は二人で十分、「シャーロック! マイクロフトかジョンを撃ち殺しなさい」。シャーロックは考えあぐねて自殺しようとする。その時、麻酔薬を撃ち込まれ、気を失う。既にモリアーティも死んでしまっているし、シャーロックの妹ユーラスまで出してしまっている。次に目新しい手札は何が残っているのか・・・。(最強の殺人鬼の妹と戦う最終話がファンに受け入れられたのか、疑問がある?)ジョンはシャーロックの病室に自分の杖を置いて病室から出る。マイクロフトが下で待っていた。シャーロックの病室に誰もいなくなったのを見計らって秘密の扉からスミスが入ってくる。無名のベネディクト・カンバーバッチを大スターに押し上げたシャーロックの第4弾だ。本国イギリスでは人気にやや陰りが出てきたと言われている。しかし、僕は相変わらず高い質を有していると思う。